ちょーの(長野 大生)

長崎市南部を拠点に、物書きをしたりショートショートの普及活動をやってます。取材も創作も好きです。編集や出版にも興味があります。本名はナガノヒロキです。長野県の大学生ではないです。

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長崎市南部を拠点に、物書きをしたりショートショートの普及活動をやってます。取材も創作も好きです。編集や出版にも興味があります。本名はナガノヒロキです。長野県の大学生ではないです。

    マガジン

    • てんびん座

      • 26本

      駆け出しの青年ライター・ちょーのとモルによるユニットマガジン「てんびん座」。(2人の共通点は、そう、10月生まれである。)交換日記をこそっと盗み見ているような、2匹の金魚が泳ぐ様を金魚鉢の上からぼーっと眺めているような気分でお楽しみください。

    • 三角関係

      • 9本

      1,000文字フィクションのユニットマガジン。もりきち・もりきょん・ちょーのが織り成す、背中合わせの世界観。ちょっぴり不思議で、どこかヘンテコな三角関係をあなたへ。3人それぞれの世界をお楽しみください!【三角関係は、Decchiと改名し、ショートショートZINEの製作を行うようになりました!TwitterやInstagramで、Decchi もしくは #でっちあげメディア で検索してみてください🤙】

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    最近の記事

    28を目前にして思うこと

    卒園が近づき、いよいよ小学生になろうかとしている頃。ピカピカのランドセルを手に入れたぼくは、あたらしいにおいがする学習机を目の前にしてこう言い放った(らしい)。 机は、ママのおさがりでいいよ。 木製の椅子にはコロコロもついていないし、本棚はちょっぴりたわんでいるし、色も買ったときよりずっと薄くなっている。けれども、ノートさえ広げられれば大丈夫だと思っていたようで、今でも実家で幼少期の思い出話に花が咲くと、母や祖父母は揃って「あんたは欲しがらんやったけんが」と言う。めっちゃ

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      • 本屋での「夜ばなし」と、僕たちの夏休み。

        はじめは、会いに行くつもりだった。 会いに行くつもりだったけれども、気づいたら会いにきてくれていた。この日を迎えるまでに僕の周りで起きたいくつもの出逢いを、そして繋がりを。どう表現したらいいのだろう。 さかのぼること、1年3ヶ月前。 僕はいくつかの出逢いを書きしたためていた。 小鳥書房さんとの出逢い。本屋ウニとスカッシュさんとの出逢い。文芸ユニットるるるるんさんとの出逢い。そして、この記事を読んでくださったmakijakuさんとの出逢い。(既に6回も「出逢い」が登場し

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        • 僕のこれまでと、僕たちのこれから。

          遡ること約1年前、僕はこんな記事を書いた。 東京から戻って1年が経ち、本格的に物書きとしての人生を歩みはじめ、積極的に市民活動に参加して……20代前半の頃には考えられない道を進んでいるんだよ、というような自己紹介だったのかもしれない。 そしてまた新しい夏を迎えようとしているけれども、ここでまた立ち止まってみてもいいなあ。会社でいう決算みたいな心持ちです。 今回は僕がこの先やりたいことまで含めて綴りたいと思ってます。どうぞ、お手柔らかに。 文芸ユニット〈てんびん座〉

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          • 伝えたいことは、他愛もないはずなのに。

            昨夜は「る」の読書会おつかれさまでした。 前回の更新あたりで僕を執拗に追い回していたありとあらゆる言葉の波を、ひとしきり往なしました。めでたく釈放です。 もりきょんはどう? 燃え尽きた? ・ やさしい言葉を書く人になりたい。という心持ちがもう、やさしいですね。もりきょんらしい。(というスタンスで、僕もついでにやさしい人だと思ってもらう算段です) インタビュー記事、エッセイ、ショートショート、小説……昨日の読書会でも少し触れたけれども、僕たちはそのどれもに片足を突っ込

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            だから今日も、鏡に向かって笑う。

            楓芽(息子)の風邪がぶり返している。 僕も小さい頃は、保育園から風邪やインフルエンザといった病を持ち帰る子どもだった。ただひとつ違うのは、僕がもれなく家族全員に配っていた反面、楓芽は自分の中で抑え込んでしまうことくらい。この子は強い。 「2週間分出しておきますね」と言われた薬が、年末年始を見越したものだということに気づいたのは家に帰ってからだった。 未だに耳鼻科に連れて行くときは唯(妻)に病状を確認しているというのに、楓芽と2人で出掛けると会話が成り立ってしまう。1年前

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            長崎が舞台のショートショート集がもうすぐ完成します。

            ちょうど、昨年のこの時期だったと思います。 長崎を舞台にしたショートショート集をつくろう!と思い立ち、長崎伝習所が運営を行っている塾企画に応募しました。(この制度、とっても素敵だなあと思います) 公開プレゼンで公益性・独創性・実現性・費用の妥当性などを審査していただき、無事採用されて生まれたのが長崎を舞台にショートショート塾です。「塾」というと説明がちょっと複雑になるので、SNS上ではショートショート長崎と呼称しています。 昨今、スマートフォンなどの電子機器やインターネ

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            夜空いっぱいに広がる言葉たち。

            あれよあれよと、10月も残すところあと5日になりました。気づけばてんびん座に該当する10月23日も過ぎ去ってしまったけれども、僕たちは変わらない毎日を過ごしています。元気です(?) これはもう、何もしないという企画なんじゃないかと思えてくるほど。今月の楽しみと言えば、それはもうもりきょんに対する木こりいじりに他なりません。どうか、ユンボで僕を追いかけないで。 冗談はさて置き、僕は27歳になりました。もりきょんが綴った大人の話を、僕もつらつらと吐き出させてくださいな。 ・

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            どうせなら、嘘の話をしよう。

            どうも、「取材と執筆の学校」ゲスト講師のちょーのです。笑 なんて冗談はさておき、書く人の教科書のエピローグはまだまだ遠い僕。もりきょんは最近どう?読み進んでる? 「#うすしお」は、いったいどんな人たちが、どんな気持ちで使っているのだろう。このハッシュタグを求めている層も一定数いるのでしょうか。 今日は、そんな憶測と、もうすぐ解禁になる僕たちの新しい挑戦のお話。 届け、このモヤモヤ! ―――――――――― あまり詳しくは話せないけれども、僕たちは10月に新しい挑戦を

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            本当の気持ちでしか表現ができないのなら。

            思えば、小さな頃からそうだった。 小学4年生。当時、4コマ漫画を描くことに熱中していた僕に「一緒にやりたい」と声をかけてくれた友だちがいた。それがたまらなく嬉しくて、昼休みになる度にできた漫画を見せ合いっこした。 自由帳はすぐに埋まって、また新しい自由帳を広げて、頭の中に膨らんだ小さな物語たちをかたちにした。4人くらいの仲間も増えて、「漫画同好会」なんて名前をつけた。けれども、それからしばらくして、気付けば僕はまた1人で漫画を描いていた。 ・ 小学5年生。友だちに三国

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            有料
            1,000

            他人の血が流れても、一途な想いを振りかざそう

            もりきょんがカルチャーの話をしてから、早いもので16日が経過しました。 気づけば爆竹も鳴りやみ、バスが膝を濡らすほどの雨も過ぎ去って、朝晩は涼しささえ感じるようになってきました。(訳:ごめんなさい) 往復書簡形式で綴りはじめたてんびん座、今やお互いが好きなものへの愛を語る空間になりつつあることも否めなくなってきましたが、そんな中で僕は愛を語ります。 ―――――――――― 最近、忙しすぎない? 「断る勇気」も必要だけれど、いかんせんその時は「イケる」と思っちゃう僕。そ

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            「ちょーの 何者」┃検索

            往復書簡、ショートショート、エッセイ、ほかの媒体ではインタビュー記事を書くことが多い僕ですが、実は物書き以外のこともたくさん経験させてもらっています。 今回は、僕がいま携わっていることをずら〜っと書き連ねていきたいと思います。 asofuku.com('19年3月~'22年3月)2019年3月に立ち上げた僕のサイトです。当初は友だちと続けていたYouTubeチャンネル「遊ぶ門には福来る。」の公式サイトと位置づけてスタートしました。 その後、YouTubeの活動が滞ったの

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            涼しさのどくばり

            僕はクラゲだ。 技術が進歩したからなのか、時代がこれまでの非常識に寛容になってきたのかは分からないけれど、僕たちは陸に上がるとヒトの姿を象ることができるようになった。 けれども、ひとつ厄介な事情がつきまとう。 それは、目には見えないけれど心は隠せないということ―――。 ―――――――――― ヒトの暮らしを10日間続けてみた。 とてもぜいたくな生き物だなあと思った。 コンビニはいつだって街を照らす。バスや電車も朝から晩まで走り続ける。夏休みの子どもたちが過ごすおうち

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            つくれる妄想は、すこぶる楽しい。

            もりきょん、まずは仕事お疲れさまでした。 僕が去年、長崎に帰るにあたって転職先候補に挙げていた会社で働いていると聴いたときは本当にびっくり。 何かのスイッチ、きっかけが違っていたら、同じ環境で働いていたのかもしれない。そう思うと、シンパシーを感じずにはいられんのです。 ―――――――――― 僕も、今回は仕事?というか、妄想のお話を少々。 いま働いているコワーキングスペースは、会社としては3社目。前職、前々職の仕事は火力発電プラントの設計に携わってました。前前前世はた

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            願いごとを叶えるのは、神様じゃなかった。

            「ばあちゃんの八百屋、閉まっとったよ。」 じっとりとシャツに汗を滲ませながら家路についた僕は、母にそう告げた。 なんね、あんた聞いとらんと?と一瞬だけ怪訝そうな表情を見せたが、すぐに調理に戻る母。きょとんとしている僕を尻目に、こう続けた。 「ばあちゃん、先月死んだとよ。」 ——————————————— ばあちゃんは僕が生まれるずっと前から1人で八百屋をきりもりしていて、近所の人もみんな「ばあちゃん」と呼んでいた。最初は大きくてちょっぴり怖かったけれど、小学校3年生

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            悔しいが短い。そんな日もあるよね。

            近況を申し上げますと、色んなものに追われています。どちらかと言えば、追いかける方が得意です。どれほど余裕がないかと言いますと、キャンドルナイトともりきょん。略してキャンドルキョン。 そんな言葉しか出てきませんでした。 不覚にも、不本意ながら、耳たぶから大きな角が生えたキャンドルキョンが、ろうそくの灯りだけで対話する時間を嗜んでいる光景が浮かびました。 どうか許して、君の話は僕の中にしっかり落ちてるんだ。 ―――――――――― 今日は、この間つくる邸にお邪魔したときに

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            Cafe Memory.

            ママは、私の右手をぎゅっと握って離さない。 降りしきる雨に私をさらけ出さないようにと必死で守ってくれているけれど、ママが守っている私は、傘よりもアスファルトに近い。すれ違う大人たちが作り出す水沫に、何度も瞬いた。 どうして私は、こんな日にカフェに行くのだろう。 扉をくぐると、5つのカウンター席と4人掛けのテーブル席が2つ。 「ほら、ここに座ろう。」 ママがテーブル席に掛けるように促したところで、カランコロンと音が鳴る。私たちを先に降ろして駐車場を探していたパパが扉の

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