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幼稚園の先生だった頃

私が勤めていた幼稚園は割とガッツリ系。
何がガッツリか。
私の中で幼稚園は大きく分けて2パターン。


①ガッツリタイプ
これは、知育だったり、体育だったり。とにかくカリキュラムが用意されていて、子どもたちは先生の指示に的確に従えるようになるタイプ。

②のびのびタイプ
これは、泥んこや水遊びなど、カリキュラムは特に用意してなくて(本当はあります。が、上記と比較する為にないと書きました)子ども主体の保育。

文章にすると②のがいいに決まってるじゃん!と思う人が多いと思う。よほどの教育ママでなければ←古い?教育ママなんて言わない??

でもね、私は①が好き。

なぜか

●「やりたくないならやらない」が通用する社会ではない。やりたくないことでも受け入れてやらなければならない事を学んでほしい。
●幼児期はのびのび育てたい気持ちはあるが、現在の日本の小学校ではそのままのびのびできるわけではない。
●実際、入学式の日の宿題で『にゅうがくしきのかんそう』があったりする。←我が家はありました。
●よくそういうと「小学校で学ぶべきことは幼児期に必要ない。スタートダッシュしたところで所詮同じになる」と言われるが「所詮同じところに行くとしてもはじめての環境を自信を持ってスタートを切って欲しい。
●我が家の三兄弟で言えば向いている←結局はこれに尽きる。ガッツリ色々やる事にやる気を出し、結果に対して満足感がもてる。更に自己肯定感に繋がっている。←これとは真逆なお子さんに関してはやはりのびのび系がお勧めかと…。やる気よりも緊張しすぎて嫌がるお子さんなんかは。
●幼児期ぐらい、のびのびと遊ばせたい。←異論なし。が!そこに関しては家庭でできます。私は子どものお迎え14時半から薄暗くなるまで毎日のように公園で遊ばせています。幼稚園の近くの公園なので、別に約束なんてしなくても友だちはたくさんいるし、そこで友だちになる子もいる。長男は虫探しが好きだったし、友だちと遊ぶのも好きだったので、友だちと走り回ってるかと思うとその次の1時間は地面と睨めっこなんて事もあった。自分次第な遊び方。

なので「自分で放課後に公園に毎日とか難しいです…」ってタイプのママは幼稚園はのびのび系を選んで、ご自宅で文字や数字、簡単な音楽、お絵かきなど教えてあげたらいいと思う。(割とのびのび系のお絵かきは『髪の毛が赤でもいいじゃない』みたいな自由がよしとされたりしていることがある。すると、学校行った途端それが否定されるのは…と私は心配。最初はいいと思うんですよ。それで。

でもね、顔の丸が描けるようになる
→中に目、鼻、口が描けるようになる
→体からついて手足が付く(頭足人と言います)
→首が付く
→色が塗れる

段階を経てきます。そこで、まずは自由に書かせて5〜6歳ならば「ママの髪の毛何色かな?」「ママのお目め何個かな?」とある程度誘導してあげたいのです。

描ける。だけではなく、観察する。という行程を同期させていってあげる。ここは手助けが必要なお子さんも多いです。のびのび自由に描くのも素晴らしいけど、観察するという行程がある事を教えてあげたい。

って、だんだんと話がズレていっちゃった…。

どちらの幼稚園も素晴らしい所はあります。

ご自分のお子様に合う幼稚園に入れてあげる事、さらにそれが自分好みであると尚いいですね!!

ってはなし。

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