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片桐裕司
2021年4月30日 08:43
なんか偉そうなタイトルにしましたが(笑)才能なきアーティストとは、かく言う私も含みます。改めて紹介しますが、私は彫刻セミナーというものを主催しており、今までに何千人もの生徒たちを指導してきました。多くのアートセミナーは大概、「やり方」を教えるものが多いです。「やり方」というのは、この様な道具を使って、順番はこうしてとかいったものです。しかし私の初回のセミナーは、彫刻セミナーとい
2021年4月14日 06:07
リアルな架空の生き物をデザインするために必要な事。それは解剖学です。でも想像上の生き物だったらそんなものにこだわらなくたって良いじゃんか。実際存在しないんだから。と言いたい人もいるかも知れませんが、そんな人たちは前回の記事を読んでもらえればと思います。1. 解剖学の重要性解剖学、つまり骨や筋肉の仕組みを知る事は、空想上の生き物を表現する上で非常に重要な要素になります。例え
2021年2月26日 07:45
私のことをあまり知らない読者のために解説しますが、私の本業は Special Make up FX Artistと言って、ハリウッド映画に出てくるクリーチャー、エイリアン、恐竜、動物の制作、人間のダミーや、若い役者を老けさせたりモンスターにしたりという特殊メイクなど、多岐にわたる、キャラクターをデザインしたり作ったりする仕事です。簡単にいうと、作り物を本物の生き物のように見せる仕事です。今
2020年11月28日 09:45
自信をつけたい。自信が持てる様になりたい。私の彫刻セミナーではこの様な思いを持って参加する人たちが数多くいます。それほど自信をつけるのは難しいことだと思われています。ところがどっこい自信をつけることはそれほど難しいことではないのです。今回は【どうやったら自信がつくのか】を解説していきたいと思います。1. 自信を持つ事の間違いまずは多くの人が考えている自信の勘違いを説明したいと
2020年11月20日 08:03
前回に引き続き、【才能】について書きたいと思います。前回の記事はこちら1. 非効率な努力をしない前回私自身の経験の事を書きました。 その経験で重要なのが、ある地点での努力の仕方の明確な変化です。それまではこうでなきゃいけない、こうあるべきだ、しなきゃいけない。という気持ちだったのが、「こうしてみたい」に変わったことです。これはものすごく重要なことなのですが、自分を含めて
2020年11月18日 07:28
自分に才能があるかどうか不安だ。才能がなければ上手くならないのか?才能がなければ絵や造形、CGの仕事に就けないのか?これは上達を目指した時、特にプロを目指した時ほとんどの人が一度は考える事だと思います。私も例外なく若い頃はこの才能の問題に苦しみました。 映画の特殊メイクの仕事がしたいという意気込みだけで18歳でアメリカに渡り、才能がなかったらどうしようという不安どころか、私にとって
2020年11月14日 07:37
1. デッサンは必要なのか?美術の基礎はデッサンだという言葉をよく聞きます。そしてそれによって、今までデッサンをしてこなかったから自分の絵や造形に自信がないとか、上手くなるためにはデッサンをしなければいけないのかというプレッシャーを感じている人が多くいます。多くの人がデッサンに対してコンプレックスを持っているようです。あれこれ言う前に、私のデッサン経験をお話ししたいと思います。粘土
2020年11月5日 22:50
※今までの記事をわかりやすくまとめました。私に美術の才能はありません。私はハリウッド映画の特殊メイクの仕事がしたくて18歳でアメリカに渡り、19歳でハリウッドの特殊メイク工房でインターンとしてキャリアをスタートました。 そして「A.I.」「 パシフィック・リム」「マンオブスティール」「スパイダーマン」「パイレーツオブカリビアン」「Xメン」など最近では「アバター2」や「マンダロリアン