ありのままの自分を受け入れてもらう事の幸せ。心を満たす順番がとても大切だと痛感した出来事。
最近、
子育てにおいて、
自信喪失状態だった私に友人がかけてくれた一言にとても救われれたことがありました。
「あなたはあなたのままでいい」
という言葉。
前進しなきゃいけないけど、
心が疲れていてその場にとどまっている私の背中を、
ポンッと押してもらえたような気持でした。
前に進む前に、
まずは自分の心を満たしてあげる、
自分自身を認めてあげる、
という当たり前の順番が、
改めて大切なんだなと思いました。
今日はそんなお話です。
私の思考部屋へようこそ。
深呼吸して、
足をくずして、
どうぞゆっくりおくつろぎください。
子育てをしていると定期的に訪れる自己嫌悪
子育てをしていると、
自分の思い通りに行かなかったりすることの方が多くて、
でもそんなことは当たり前のことで、
分かってはいるんだけど、
落ち込む事って多いですよね(汗)
(私だけ?w)
子供は自分のものではない。
それも分かってはいるんだけど、
おなかの中で10ヶ月間を共にして、
その後も、
家族の中では誰よりも一番、
母親という自分が子供達とは長くいるわけです。
そこでついつい錯覚を起こしてしまう。
自分とは違うのに、
自分とは全く違う一人の人間なのに、
どこかで、
自分と同じなのではないか?
と錯覚を起こしてしまうんです。
なんでわかってくれないの?
一生懸命考えているのに!
と自分勝手に悩む自分にまた嫌気がさしたり。
子育てをする上で、
根本的に分かっていなければいけないことを、
ついつい忘れてしまって、
そこで、
自分の中で論点がすり替わり、
間違った方向へとどんどん思考が突き進んでいく。
その先に待っているのは、
「自信喪失」
「自己否定」
と言った、
暗い闇の世界。
調子がいい時はいいのですが、
そこに入り込んでしまうと、
なかなか抜け出せないのが厄介です。
でも、
ふとしたことをきっかけに、
そこから脱出できる瞬間があったり、
子育てでも、
うまくいく日があったりで、
また心の体勢を整えることができたり、
世の中のお母さんたちは、
きっとそんなことを繰り返しながら、
日々を一生懸命生きてるんだと思います。
そんなふうに、
子育てをしていると、
自分自身を責めてしまうお母さんというのは本当に多いのではないでしょうか?
(私も本当にそうです)
手ごわいぞ、自分の思考癖、メンタルブロック
子育てをする上で、
いろんな情報が自分の身の回りにはあふれていて、
無意識の状態でも気が付くと自分の頭の中に入ってきます。
つまづいた時には、
どうすればいいのか?
と調べて、
対処法を身につけたり、
実践してみたり、
いろんな試行錯誤があると思います。
そうやって、
子育てに関する前向きな知識をどんなにたくさん得ていても、
ふとした時に、
先ほどの、
闇の感情が自分に襲いかかってくる時があるんですよね(汗)
それはまさに、
自分の中にある見えないメンタルブロック。
これがもう染み付いてしまっているんだろうなと思います。
自分の思考グセというのは、
本当に厄介です。
それが、
楽観的な方向性のものならいいのですが、
ついつい、
マイナスな方向に考えてしまうようなクセがあるのだとしたら、
やはり大変です。
無意識にそんな感じで考えてしまったり、
マイナスの方向に進んでいる事さえも気づかないかもしれません。
まずは、
自分のそういった思考グセに気づくことも大切です。
気づいたところで、
それがすぐに改善されるわけではないのですが、
それでも、
自分がそういった傾向にあるということを把握しておくということは、
とても、とても、とても大切です。
何か子育て中に困った事が起きた時、
その事柄に対して、
自分がどんな感情を抱くのか?
その感情は、
自分の思考グセで、
良くも悪くもかなり変化すると思います。
そういったことがあるんだ、
と、
とにかく把握しておくこと。
そうすることで、
10回中3回は前向きに考え直すことができたのであれば、
それはそれで良いことです。
思考グセ、
メンタルブロック、
これらは本当に、
時として、
とても手強い自分の敵になることがあるんです。
長期戦で、
挑まなければいけないなぁと自分自身も思っております。
ありのままを受け入れてくれる人の存在は感謝しかない
そんなこんなで、
ここ最近ずっと、
子育てに関して落ち込むことが多かった私。
うまくいかない事は当たり前
考えすぎてもしょうがない
できることをただやるだけ
いろんな言葉を自分自身にかけて、
頑張ろう!
と、
自分を奮い立たせてはいたのですが、
心のどこかで、
「今のこの悩みは、今までの自分がやってきたことが悩みとなって返ってきてるんじゃないだろうか?」
「全ては自分のせいなんじゃないだろうか?」
と考えてしまっていたんです。
いつもよりも子供がものすごく大変だったり、
自分自身のコンディションも良くなかったり、
本当に色んなことが重なり、
自分の心がきっと疲れていたんだと思います。
そんな状態の時って、
子育て以外の事に関しても、
何を考えていてもろくなことを考えません。
コンディションが悪い時は、
何も考えないにこしたことはありません。
それでも、
心のどこかで勝手に考えてしまってるのも事実です。
ということで、
本当に私は、
いろんなことをひっくるめて自己嫌悪に陥っていたんです。
そんな悩みを、
友人に打ち明けた時に、
友人が私にかけてくれた言葉が、
「あなたがその考え方変えれないことはもう長年付き合ってきてわかってる(笑)私だってそんな簡単に自分を変えることなんかできない。あなたはあなたのままでいい。でもそのままだったら問題が解決しない時は、私が話を聞くから。ガス抜きしたらいい。大丈夫」
だったんです。
私はこの時、
自分の性格や考え方に対して本当に自信がない状態だったので、
「あなたはあなたのままでいい」
と言ってもらえたことで本当に心から救われました。
自分で自分を認めてあげることができなかったところに、
友人が私のそんな欠点のある状態でも、
「そのままでいいよ」
と心から受け入れてくれたことが本当に嬉しかったんです。
彼女の言葉には迷いは一切なく、
ただまっすぐに、
私のためにそう言葉をかけてくれました。
自分自身に一番必要だった「自己受容」。
本当は自分自身が、
自分を認めてあげなければいけなかったのですが、
「私は私のままでいいじゃない」
という言葉が自分自身にかけられずだったので、
彼女には本当に感謝しかありません。
大人になっても、
ありのままを受け入れてもらえる人の存在は本当にありがたいものなんだなと痛感しました。
まずは自己受容、そこで初めて一歩が踏み出せる
以前にどこかで、
「ありのままでいい」
とかそんな耳触りのいい言葉だけを見るな
みたいなことをおっしゃられていた人がいました。
その言葉の真意は、
現実はとても厳しい。
だからこそ現実をしっかり見て、変えなければいけないことは変える努力をし、前に進まなければいけない。
ということだったんだと思います。
これはこれでその通りだと思います。
しかし。
この考えを取り入れる前に、
まずは順番が大切なんです。
「ありのままでいい」
という言葉が必要な時だってあるんです。
それは決して甘えではなく、
心の栄養として必要な言葉なんです。
自分の心をしっかりと満たし、
自分自身をまずはありのままで受け止めてあげることで、
そこが本当に大前提でやっと、
一歩が踏み出せるんです。
私も本当に、
この友人の言葉をきっかけに、
本当の意味での一歩が踏み出せました。
心が疲れているのに、
だましだまし、
頑張ろうと無理に一歩を出しているのではなくて、
心から、
自分のそのままの気持ちで、
一歩を踏み出したいと思いました。
前進するには、
自己受容が大切。
順番がとってもとっても大切。
当たり前のことですが、
当たり前がわからなくなることだってあります。
今回改めてそれに気付けて良かったなと思いました。
大人にとっても、
子供にとっても、
そのままの自分を受け入れてもらえる人がいるだけで、
心が強くなれる。
一歩を踏み出すことができる。
言葉の力は無限大。
その一言で、
救われることもある。
自分自身も大切な人たちに、
大切な言葉を伝えたい。
あなたはあなたのままでいい。
全てのことに感謝。
皆さんの一日が、
幸多き一日となりますように。
では、
また次の記事でお会いしましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。