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#2 コミュニティではたらく実験

前回までのおはなし
これからの自分の働き方を考えるにあたって、yentaでお会いする人から紹介されたPLAYGROUND( http://playg.jp )という活動に参加してみることにした

PLAYGROUNDについて少し説明すると、関わる人は20名ほどで雇用関係があるわけではない。誰かがアイディアをコミュニティの掲示板に投稿し、誰かが賛同しやりたいと手をあげることでプロジェクトとして成立する。2018年の3月ぐらいから始まったコミュニティで13のプロジェクトが進んでいる。詳しくはこちら
個人的にPLAYGROUNDに興味をもったのは、人々がやりたいと手をあげるしごとのデザインってどうなんだろう?っていう興味からである。

自分が参加して1ヶ月強でPLAYGROUNDで具体的にやったことは、
・学校に関するテーマのハッカソンに提出することを目的としたプロジェクトへの参加(2時間ディスカッションを4回)
・人材の大手の会社さんのオープンイノベーションの相談の商談の参加(2時間を1回)
・コミュニティのミートアップイベントの参加(1時間自己紹介、飲みを1回)

まだ具体的な成果物は出ていないが、この実験を通して思ったことについていくつか書いてみる。

コミュニティでの働き方は心地よさそう。なぜならコミュニケーションがしやすく、しごとにつながる感覚があった。
コミュニケーションがしやすい・しごとにつながる感覚についてもう少し考えてみると隣の人と自分の間で共有できる感覚を事前に持てていた。その感覚はいくつかの参加を通して感じた。例えば、誰と話しても盛り上がる、一緒に何かやりたい人が2,3人に1人の割合で見つかるといった感じ。きっとこれはコミュニティが持つテーマとそれに共感した人を集めるという形で成立しているから、ある種のフィルターの役割を果たしていると考えた。
結果共有できる感覚・言語があるからコミュニケーションのハードルが低くなり、盛り上がりを創れる。盛り上がりがあるからこそ次の具体的なアクションがおこりやすかった。事前に思っていた通りコミュニティを成立させるためには、コミュニケーションをどこまで増やせるかが肝であり、オフラインのリアルな場やイベントはそのためのツールでしかないと思った。

またコミュニティで一緒に活動したメンバーからは、こんな仕事あるんだけどやらないか?という話をもらった。お互いに人となりをしった上での仕事なのでお互いにとって自然だと思った。お互いのことが見えないと、依頼する側・受ける側ともに用意するリスクヘッジが無駄なバッファとなり、結果仕事の楽しさ・報酬に多大な影響を与えそうだなと思った。 つまり逆にお互いのことを見えるということが楽しさ・報酬を最大化するのに重要なのかもしれない。

ここまでを経験しての仮説は、人となりが見える程度のサイズの村の中で経済圏を成り立たせる。そして村や住む人が多様で、村が大量にあり、人々は複数の村に属しながら生活する感じは居心地よいのかもしれない。

次のぼうけん

・8月頭のスタートアップウィークエンドに参加する
weworkの表参道に2ヶ月入居する

スタートアップウィークエンドは、アイディア創出・実行を促すデザインに興味がある。最近よく地方の自治体で盛り上げでスタートアップウィークエンドという単語をきくので体験してみたいと思った。
weworkはPLAYGROUNDのメンバーが入居しており、六本木と丸の内にお邪魔して楽しそうだったから参加してみることにした。自分が興味のあるコミュニティでのしごとについて、グローバルでハードとソフトのデザインを展開しているところで中から体験してみたいと思ったからである。なお会社員はこれまで通り続けて、8月は仕事終わったら表参道に直行する。なお2ヶ月と期限を設定しているのは、weworkはただでさえ料金が高い上で世界で一番高いという場所に入るので、嫁氏に2ヶ月で回収or投資続行判断できなかったら撤退するという約束をしたためである。今はゴールドより経験値が欲しいのでマネタイズはそこまで重視していないのですが、冒険をするにはゴールドも大事なようです
比較的手のかからない娘氏と理解のある嫁氏に感謝してぼうけんをします


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