プーメリーという刺激
赤ちゃん向けのおもちゃとして名高い「プーメリー」ことくまのプーさんのメリー。
我が家でも赤ちゃんが生後2ヶ月に差し掛かる頃に導入しました。
なかなか高価なのだけど、Amazonのブラックフライデー期間を利用したら定価より安くで購入できました。ブラックフライデーじゃなくても安かったりするようです。
生後2ヶ月時点の赤ちゃんの反応としては、くるくる回るプーさんたちを目で追うことはせず音楽を聴いているのかな?という感じだったのですがしばらくすると急激に反応が良くなりました。
生後3ヶ月になった今ではプーさんメリーのスイッチを入れるなり足をばたつかせ、声を出して喜び狂っています。
親には引き出せないくらいの笑顔をプーさんが引き出してくれるので嫉妬しそうな時もありますが、今となっては「プーさん、ちょっとよろしく!」といった感じで一緒に子育てしてもらっているような気持ちでおります。
きっと今後の人生でもこういうことがいっぱい出てくるんだろうなあと思います。子どもが私たち親以外から良い刺激をもらって楽しそうにする姿。
子どもと一緒の視点になってくるくる回るプーさん達を眺めてみたけど、何がそんなに面白いのか28年も生きてしまった自分には物足りない。なんだかそんな自分を恥ずかしく思いました。感性の鈍りというか、せっかくの刺激を適当に消耗しているというか…。
素敵なコンテンツは世にたくさんあるのに、出会いもあるのに、心の躍らせ方をすっかり忘れた私は、非常に勿体無いことをしているのではないだろうか。
アナログからデジタル中心の娯楽に慣れきってしまいましたが、ささやかな刺激で胸いっぱいに楽しめる赤ちゃんのように、私も目の前のことを味わい尽くせる人間になりたいと思った次第です。
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