「極端」に頼らない、「情」で繋がるメディア作り

どうも、広告マーケターのえるも(@elmo_marketing)です。

昨日は、メディアは基本的に「極端」で人を呼び寄せるから、ぼくらは「普通」を軽視するという話を書きました。

今日は、その続きです。、個人といいますか「僕」が目指すメディアの在り方について、考えていきます。

「極端」なメディアは「点」でしか繋がりをもたない

「極端なこと」で注目を集め、人をメディアに集める行為は、「点のコミュニケーション」です。

極端という一点で視線を集めようとするので、極端思考のメディアは1回1回のコミュニケーションが独立しているんです。

「不倫ネタ」で週刊文春が売れた翌週に、週刊文春が買われるとは限りません。これは、「不倫ネタ」という点で集客をしているからで、次回以降の点が人を呼び寄せることを保証していません。

つまり極端思考のメディアは、毎回毎回が一発勝負であり、極端な話題を見つけては人を捕まえるの繰り返しなんです。

個人メディアだからこそ「線」で繋がる

僕は、極端な話題を使い「点」で繋がるメディアを否定はしません。そのほうが1回あたりの集客も大きいですし、ほかのメディアに負けないからです。

でも、それは「大きなメディアであれば」の話。

個人レベルのメディアであれば、もっと「線」で繋がるメディアでもいいのではないかと思います。

線で繋がるとは、読者と「情」で繋がるということです。

過去の発信が信頼を構築し、「あ、この人が新しい記事を書いたなら、早速読みに行こう」と思ってもらえるような関係性です。

ポジショニングとしては、こんな感じです。

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極端な話題に頼らず、長期的な関係性を築くことを目指したいですね。

どうすれば読者と「情」で繋がれるようになるのか?

では、一体全体、どうすれば読者と「情(線)」で繋がれるようになるのでしょうか。

たとえば、Google検索で分かる定量的なファクトを発信していても、情は生み出せません。

「えるもさんが、トンガの場所を教えてくれたんだ!めっちゃ役に立った。次も彼の記事を読んでみたいわ。」

とは、ならないはずです。(なったら嬉しいんですけどね・・・)

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逆に、あまりに個人的な情報(風呂入ったとかw)は、受け手からすると無価値なので、これまた関係性が築けません。

では、どうすればいいかといいますと・・・

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人と個人的な関係性を築くのは「切り口」または「視点」だと思います。

ファクトに対して、独自の意見を述べると言ってもいいかもしれません。

ファクトはgoogleが教えてくれる、あまりにプライベートな話はニーズがない。それなら、その中間を狙えばいいのです。

この独自の「切り口」「視点」というのは、もし相手が魅力的に感じてくれたら、オンリーワンなものです。

「〇〇さんのモノゴトの捉え方は、他の人と違っていて面白い」「この人が著作を出したらまた買おう」

のように指名買いを誘発します。結局のところ、情で繋がるメディア作りというのは、指名買いを増やすってことなんです。

おわりに

ということで、本日は、”情”でつながるメディア作りを目指すこと。そして独自の「切り口」「視点」こそが、線でコミュニケーションをとる秘訣だとお話しました。

他にも、線で繋がるメディア作りの方法はいくつかあるので、それはまた今度紹介させてください。

本日の記事が、何かしらの参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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