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“気づき“の数は移動スピードに反比例する

どうも、広告マーケターのえるも(@elmo_marketing)です。

今日は、”気づき”を得るための秘訣を2つまとめておきます。

①移動距離を伸ばすこと
(いわゆる「アイデアは移動距離に比例する」)

②できるだけゆっくり移動すること

高城剛氏の「アイデアは移動距離に比例する」はあまりにも有名なコトバですが、それに合わせて「気づきの数は移動スピードに反比例する」を提唱したいと思います。

そもそも「アイデアは移動距離に比例する」とは?

「アイデアは移動距離に比例する」は高城剛氏が提唱している概念です。

アイデアと移動距離は比例します。日常から離れれば離れるだけ、俗と欲がなくなり、自身が活性化しアイデアが湧き出ます。すなわち、本当は持っている素晴らしいアイデアを邪魔しているのは、俗と欲なのです。

つまり、遠くに行けば行くほど、アイデアが湧き出てくるという話です。

たとえ日本で仕事をするにせよ、日本の価値観だけではなく、NewYorkやLondonのカルチャーを知っている人のほうが、より多様で質の高いアイデアが出てくるのは言うまでもありません。

また、今の日本のビジネス界は東京に一極集中しています。その最前線で活躍する人に地方出身が多いのはきっと偶然でしょうか?「都心⇔地方」と2つ以上の場所を知っているからこそ、他の人と違ったアイデアが湧き出てくるのだと思っています。

気づきの数は、移動スピードに反比例する

「アイデアは移動距離に比例する」

ここにもう一点、今日僕が付け加えたいのは、移動先では極力移動スピードを遅くしたほうが良いということ。

「アイデアが移動距離に比例する」の本質は、異なる土地・景色・文化圏でのインプットが新しいアイデアに繋がるということです。

この新しいインプットを脳に仕入れるには、情報を咀嚼するための時間が必要になります。景色を見ながらゆっくり歩けばそれだけ思考の時間も与えられますが、高速移動をしていると、景色の切り替えに頭がついていけません。


おなじ東京-博多間を移動するにしても、空港の点と点をつなぐ飛行機や、時速300km以上のスピードで動く新幹線では、あまりアイデアは湧き出てきません。鈍行列車に乗ったり、その土地をゆっくり歩くことではじめて、新しい情報に自分なりの解釈を付け加える余白が生まれるのです。

遠くに行けないなら、近所を走ればいい

僕は旅が大好きで、「アイデアは移動距離に比例する」教に入信しているので(笑)、なにか新しい閃きに出会いたいなら、遠くに行くことを強くオススメします。

でも、今はコロナウイルスの事情もあって、そう簡単に遠くには行けません。

そんな時こそ、ランニングと散歩です。

自宅のまわりの景色すべてに、あなたは意味付けをしていますか?自分がその風景にどんな視点で解釈をするのか、考えたことはありますか? 何気ないすべての風景が、思考の材料になるんです。

ダマされたと思って、一週間、ランニングなり散歩をしてみてください(もちろん、スマートフォンは自宅に置いて)。きっと面白い発見がたくさんあると思います。


ということで、本日は、「気づきの数は移動スピードに反比例する」という記事でした。


あとがき

脳に鮮明に残っている景色って、ゆっくり歩いていた時が多いなぁとふと感じます。逆に、止まった状態で見た景色はほとんど覚えていない気がします。(電車や車のように、自分の身体が停止しているときも含む)。

きっと、身体性と記憶には面白い繋がりがあるんだと思います。思考するには止まらず動け、そんなことを感じた3連休最終日でした。

本日も最後まで、ありがとうございました。


最後に、iphoneに入っていた旅の画像を載せておきます。当たり前ですけど、写真って歩いているときに撮れるものばかりなんですね。

これがどこなのか、全部分かる人がいたら旅人検定一級認定です。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ではでは。

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