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なぜか学校・会社で教えてもらえない、ビジネスの基本

どうも、広告マーケターのえるも(@elmo_marketing)です。

今日は、なぜか学校・会社(ビジネスをする場である会社ですら!)で教えてもらえないビジネスの基本について、書いていきます。


学校って社会に出るための基本を学ぶ場なのに、意外と(というかまったく)ビジネスで大切ななことを教えてくれないんですよね。

そして社会人になっても、ビジネスの基本は手取り足取り教えてもらえないのが実情ではないでしょうか?(僕の会社が教育下手な可能性は否めませんが・・・)

ということで、早速本題に入ります。

ビジネスの基本は2つ

図1

仕事の基本は、金と段取り。これは、入社1年目のときにトップ営業マンの先輩が教えてくれた言葉です。(「お前、先輩に教えてもらってるやないか」というツッコミはナシでw)

「良いか。営業は、金と段取りさえできれば終わり。あとは良いスタッフがまわってくるように根回しすること。これが俺の仕事や。」と言っていました。

この先輩のコトバは今でも強く印象に残っていて、非常に本質的だなと思っています。

お金について

まずはお金について。小難しい金融リテラシーやキャッシュフローではありません。

ここでいうお金とは、「値付けと請求のタイミング」です。

ビジネスは成果物をクライアントに納品して、その対価としてお金をいただく行為。これはBtoBでも、BtoCでも同じでしょう。


学校と会社でも、この商品への値付けと、お金を請求するタイミングは教えてもらえません。値付けも請求タイミングも、正解は複数あって、唯一無二の答えがないから教えようがないと言ったほうが正しいかもしれません。

なかなか学びようがないから、お金を引っ張ってくる人を横で見て技・スキルを盗むのが一番手っ取り早いと最近は感じています。

ぼくもビジネスのお金のやり取りについては、これ!という明確な答えを持ち得ていないので、だれか良い考えがあれば教えてください。

個人的に、報酬以上の成果をクライアントに渡して、その対価としてお金をいただくことが一番だと思っています。相手が「損した!」と思わなければ、次回以降もビジネスは続きますからね。

段取りについて

段取りとはスケジュールのこと。スケジューリングは大きく2つに分けられます。

①与えられた時間の使い方
②優先順位のつけ方

納期までの時間をどう使うのか、その中で優先順位をハッキリさせ、重要な仕事から潰していく。どちらも、ビジネスでとても大切なはずなのに、なぜかこれも学校・会社で誰も教えてくれません。


①の与えられた時間の使い方については、割と明確な答えがあって、「とにかく早めに少しでいいから手をつけること」だと思っています。少しでも手を付けていれば、仕事の全体像が見え、終着駅までの経路や時間が分かります。

図3

あとは、ゴールにたどり着くまでに、早い段階で一度成果を形にすることも大切

ゴールに直線的に向かっていると、だいたい目標経路を下振れし、下の灰色のような軌道を描きます。最後締め切り間近になって突然気合を入れ、やっつけ仕事を納品するあれです。

そんな場当たり的な仕事をやめるための時間術が、一回成果物を作ってみるプロトタイプ思考です。これができれば、ゴールまでにPDCAを複数回まわせるので、最終的な成果物のクオリティも上がります。


次に、②優先順位を決めること。これも学校でも、会社でも教えてもらえません。

学校では、残念ながら正解・不正解と2つの概念しか教えてもらえませんでした。しかしビジネスの場では、正解・不正解の間に大量のグレーが存在しているんです。

大量の課題を、限られたリソースで解決する必要がある。つまり、捨てる課題も中には出てくるということ。

このときに大切なのが優先順位なのですが、この決め方は誰も教えてくれません。正直なところ、仕事によって優先順位の決め方は様々、経験ナシには判断ができないことも多いのかと思います。ということで、優先順位の決め方については、こちらの本をどうぞ。

優先順位のつけ方は、新入社員が一発で分かるほど簡単なものではない。そのスタンスでいたほうが、心が楽になるかもしれません。とにかく経験を積んで、仕事ができる先輩のスキルを横目で盗むのがオススメです。

まとめ

今日は、学校と会社ではなかなか教えてもらえない話として、「お金と段取り」について取り上げてました。

2つともメチャクチャ大事なことなのに、だれも教えてくれないんですよね(笑)

しかしながら、今こうして記事にしてみて分かりました。お金と段取りは、どれもケースバイケースで、1つの答えがないから教えようがない、経験でしか補えない能力なのだと感じました。

ただ、まわりが教えてもらっていないことをいち早くスキルとして身に着けられると、大きな差別化要素になることは間違いありません。

お金と段取りについて敏感になれば、ビジネスの場で優位になる可能性もア上がります。なので、ぜひ「お金と段取り」力を上げていきましょう。

この記事が、あなたの職場での、「お金と段取り」について考える機会になれば幸いです。

本日もお読みいただきありがとうございました。

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