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【読書の薦め】WEBを捨てよ、書店に出よう

どうも、広告屋のエルモ(@elmo_marketing)です。

最近、「普段どのようにインプットをしていますか?」と聞かれることが増えてきたので、私のインプット習慣をまとめておこうと思います。

こちらの記事は、ネットのトレンドやバズ記事に振り回されることが多々あった、過去の自分に向けたもの。

これまでいろいろなインプットを試行錯誤して、「なぜこの情報収集法に行き着いたのか?」を言語化しておくことには価値があると思ったので、noteにまとめておきます。


ちなみに、情報インプットには大きく3つの種類があると思っています。

・人に出会う
・旅に出る(場所を変える)
・本を読む(WEBメディアも含む)

ただし、人になかなか会えない、遠くへ行けなくなったコロナ渦の状況下では、良い情報を収集し自分のアタマで思考することが、周囲から抜きんでる秘訣だと思います。

ではでは、これから、本を読むに特化した情報インプット方法について書いていきます。

情報収集は、書籍を中心にすること

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いまはネットの時代ですが、「情報収集の中心は書籍にすること」が鉄則。

理由は2つあります。

ネットメディアは、価値の拠り所が質ではなく、トレンドやリアルタイム性に置かれています。なので「一カ月後には需要がないけど、今ならPVがたくさんとれる」というコンテンツで溢れかえっています。

もちろん、ソーシャルメディアのタイムラインに流れる情報からトレンドを追うことも大切ですし、良い情報に巡り合えることもあるでしょう。しかし、情報を収集するつもりでいても、読み手が疲弊するケースが多いのではないでしょうか?

そしてなにより、ネットはせっかく集めた情報も、すぐに役立たなくなることが多い。本による情報収集の素晴らしい点は、食べ物や機械と違って、(良いモノなら)腐らないことにあります。どうせ情報をインプットするなら、半年後、1年後、5年後に役立つ情報を仕入れたほうがよいです。、


本を重視したほうが良い理由2つ目は、先ほどの裏返しみたいなもんですが、シンプルに「情報の質・量・網羅性、すべての観点でネットメディアより優れているから」

noteのように、気が向いたときに、誰でも無料で投下できるのがWEBメディアの特性です。ただし、このようなWEBメディアには、質の担保がありません。(僕のこのnoteもおなじですねw)


一方の書籍は、出版社のスクリーニングを経たものだけが並んでいます。出版社が「これなら売れるかも」と見込んだコンテンツだけが並んでいるわけで、質・量ともに一定の価値が担保されています。(厳密にいうと、担保されている可能性が高い。)


しかも著者視点でいうと、これまでの人生の集大成として、膨大な時間をかけて、一冊に経験やアイデアを詰め込んでいます。数日で出来あったWEBメディア情報と数カ月かけて練りに練りこんだ書籍、どちらが読み手として有益かは明らかですよね?

ということで、情報収集のメインは間違いなく本が良いです。

さて、ここから本題。

個人的に、オススメの書籍インプット方法が3つあります。

①大型書店を散歩する
②中型書店ではなく、BOOKOFFとツタヤに行く
③kindle unlimitedで情報をザッピングする

これら3つを駆使することで、情報収集の質・量が飛躍的にアップします。若いときの自分に教えてやりたいです。

①~③はそれぞれ役割が異なるので、説明していきますね。

①大型書店をまわること

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コロナ渦に入り外出が減った方も多いかと思いますが、、大型書店を散歩することはそれだけで素晴らしい情報インプットになります。

たとえば新刊コーナーに行けば、いまのトレンド、世の中のニーズをつかむことができます。

とくに書店は、Amazonのようなネットショップと違って、大量の本が同時に視界に入ってくるのがポイント。これは意外とAmazonではできないこと。

 類似本がたくさん並んでいる光景を眺めると、各本のメッセージを並べてみて、どの書籍が浮いて見えてくるか?比べることができます。

なにが重要かというと、「なぜ自分はこの本が目にとまったのか?」を考える機会をくれるんです。これが大型書店を散歩するメリットです。かなりマーケティング視点ですが、人の視線をGETする方法は書店の本に隠れているといっても過言ではありません。


あわせて、Amazonだとどうしても好きな本をピンポイントで購入することになるので、興味のない本に出会うことがほとんどありません。

大型書店を散歩すると、「普段はあまり読まないんだけど、なぜか少しこの本が気になってしまった」と、関心の輪を広げることにも有効です。

セレンディピティ(偶然の出会い)を誘発する機会を自ら作りに行くという意味で、大型書店ほど良い場所はないと思います。

まとめると、大型書店の散歩によって、

・トレンドをつかむ
・人の視線を奪うメッセージ(コピー)を学ぶ
・偶然の出会いで、関心の輪を広げる

ことができるんじゃないかと考えています。

②中型書店よりBOOKOFFとツタヤをまわる

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(BOOKOFF公式サイトより)

オススメ2つ目が、中古本を大量に扱うBOOKOFFやツタヤをまわることです。

中型書店は、そこそこ売れる本が並ぶことが多く、量産型の書籍ばかり並んでいます。(どこの書店も、NewsPicksのホリエモン本やDAIGO本が平積みされていて、ぶっちゃけ数回足を運んだらお腹いっぱいです。)

一方で、中古本を扱う本屋のおもしろさは、書籍のランダム性、本棚の時間軸が古いことにあります。

新刊を扱う書店は、今売れている需要のある本、つまりニーズから逆算して棚を埋めていきます。一方の中古書店は、仕入れた本がほぼランダムなんですね。

イチ消費者からすると、棚にマーケティング要素がほとんど含まれていないというのは、魅力的に見えませんか?(笑)

純粋に、中古品市場に流れてきた本が並んでいるわけですから。


もうひとつ、中古書店の魅力を。

それが、BOOKOFFには少し古いベストセラー本がたくさん並んでいることです。BOOKOFFに行くと、数年~10年前の大ベストセラー本が大量に置かれています。

そもそもベストセラー本は部数が多いので、中古本として出回る可能性も高いです。

なぜ古いベストセラー本を手に取るのが良いかというと、「その本のメッセ―ジは正しかったのか?」「今にも通ずる普遍的なコンテンツなのか?」と検証することができるからです。

あの時はたくさん売れたベストセラー本も、出版社のマーケティングと勢い売れた可能性も否めません。

数年後たったいまでも、時間をとって読む価値があるのか?

時間というスクリーニングを使って、良い本に出会う、これが中古書店のメリットなんです。

余談
あと、BOOKOFFとツタヤには100円本がたくさん売ってあるので、お金に困っている学生や若手ビジネスマンは活用しない手はないと思います(笑)。自分はいまでも、近所のツタヤに行って、中古本の大人買いをしています。うまく買い物すれば、10冊買っても2,000~3,000円くらいで済みますよ。

③kindle unlimtiedでザッピングする

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コスパの観点で、絶対に外せないのがご存じKindle unlimitedです。

月額980円で12万冊以上の書籍・雑誌・マンガが読み放題。しかも、同時に10冊まで、スマホ、電子書籍にダウンロードできるようになっています。


僕はまず本屋で面白そうな本に出会ったら、その場でamazonでいつも検索するようにしています。意外と多くの本がkindle unlimitedに登録されているので、店頭で本を買わずにすみます。
(これまで何度もunlimitedに登録されている本を、お金を出して買って後悔した経験ありです。)

で、オススメの使い方ですが、どうせ何冊読んでもタダなので、とにかく片っ端から面白そうな本をダウンロードしては、パラパラめくって面白い部分だけ抽出していきましょう。

情報インプットは、本のように質が担保されていることを前提にすると、あとは、とにかく量、量、量だと思います。


今の時代、情報そのものに価値があるのではなく、2つ以上の情報を掛け合わせたり、その情報になにか新しい視点を加えたときに価値が生まれます。

この価値の生まれやすさは、自分の頭のなかにどれだけ多くの比較対象材料を持っているかによる、というのが僕の持論です。

kindle unlimtedはコストが定額(980円)なので、使えば使うほどほど、コストパフォーマンスは上がっていきます。この最高のインプットツールは使い倒しておくが吉だと思います。

ブラックフライデーでkindle unlimited 3カ月99円

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そんなkindle unlimitedですが、いまだけブラックフライデーのキャンペーンで3カ月99円で使えるようです。1カ月あたり33円で本読み放題なので、まだ登録していない人はいまのうちに登録しておくとよいと思います。

kindle unlimitedはこちらから
https://amzn.to/395ndMj

【最後に】インプットは思考の材料

さいごに、簡単にこのnoteをまとめておきます。

陳腐化しない知識・情報を仕入れるには、ウェブメディアよりも本を中心にインプットしようとお伝えしてきました。

①大型書店を散歩する
②中型書店より、BOOKOFFとツタヤに行く
③kindle unlimitedでザッピングする

上記の3つの書籍チャネルを上手く活用することをオススメしました。

①~③も、それぞれ特徴がありますが、目的は「よき思考の材料を仕入れること」、これに尽きます。

「知っていること」にももちろんそれなりの価値はありますが、読書が活きてくるのは、その情報を材料に思考し、仮説や行動(アウトプット)を生みだした時です。

とはいえ、アウトプットをしようとしても、インプットを注がないことには、なかなか語りたいことが溢れてこないことも事実。ある閾値を超えるまでは、ひたすらインプットしてみる期間が重要なんじゃないかなと思います。

おなじ100時間をインプットにかけるなら、WEBメディアで消耗するのではなく、面白い本を100冊読んでみること。きっと、良質なアウトプットを生み出す基盤ができてくると思います。

ではでは。

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