るろうに剣心 最終章 The Final
【映画感想文】
4月24日からロードショーの
『るろうに剣心 最終章 The Final』
今日から緊急事態宣言で、映画館も5月11日まで休館になるため、昨日最終のレイトショーにギリギリすべりこんで、鑑賞しました。
本作 The Final 「人誅編」は
漫画「るろうに剣心 明治剣客浪漫譚」のまだ映画化されていない、主人公剣心が人を斬ることをやめた、始まりと終わりの重要なエピソードを含みます。
剣心の妻、雪代巴(ゆきしろ ともえ)の弟である雪代緑(ゆきしろ えにし)が、姉の復讐を果たすため、剣心や世界に向けて、罰を与えてゆく。
この緑(えにし)役の新田真剣佑のアクションが本当に素晴らしかった。さすが昭和のアクションスター千葉貞一パパの息子です。血は争えない…。
最期の格闘シーンでは、はじめて上着を脱ぎ捨てて、緑(えにし)の血管浮き立つ上腕二頭筋があらわになったあたりで新田真剣佑へのドキドキがMAXになり、その後に続く一番いいシーンがぜんぜん入ってこなかったけれど、このシーンこそが核心💦
ストーリーの基軸はかつて人斬りであったことに終始するので、かなり暗めの展開ではあるけれど、過去3作品で出演してたキャラたちが剣心に加勢し、以前の物語も背負ってもいるためストーリーに十分に華を添えていたし、アクションや爆発を多用しているので暗くは感じなかった。剣心の纏う闇は、より鮮明に美しく残酷に際立った演出になっていると思う。
「るろうに剣心」の漫画連載は1994年~1999年、実写映画スタートは2012年でした。
かつて漫画を読んでいた時、はじめて映画を見たとき、剣心はまだ漫画のキャラクターでした。
「人誅編」の剣心を見て、佐藤健をはじめとし、この作品に関わる全てのキャスト・スタッフ・原作者そしてファンの思いみたいなものがつよく投影されいて、まるでひとりの人生を見てるようにも感じました。この作品はとんでもなく凄い作品に成長したんだなとも思いました。
物語の時間経過は、連載開始から四半世紀たつ読者たちの人生にもリンクしていて、色んなことを訴えかけてくるんじゃないかな?
次回作は6月公開予定の「追憶編」これは、剣心の妻雪代巴と剣心の物語。
「追憶編」はアニメ「るろうに剣心」の作品の中でも、最も人気のある傑作編なので、まだまだ楽しみは続きます。
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映画エンディング曲
ONE OK ROCK
「Renegades」のせて
おまけ
昨日は千疋屋の小さいケーキ
主人は隙あらば買ってくる
フルーツがね
やっぱりおいしいものね。
いつも読んでくださり
ありがとうございます٩(๑❛ᴗ❛๑)۶