【京都レトロ喫茶めぐり⑨】ステンドグラスに囲まれた@純喫茶ラテン
祇園四条、南座の裏にある『純喫茶ラテン』。
夜のムードのビルの1階で、一応「喫茶」って書いてありますけど、なんといってもここは祇園。しかも、トリコロールのレトロな看板。レトロ喫茶めぐりをしていなかったら、おそらくこの店に足を踏み入れることはなかったと思います。
友人との神社&カフェめぐり。この日は朝からあちこちで振られていて、モーニングしようと訪れたお店は、最近この曜日も定休日になったもよう。ランチしようと向かったお店はほんとの定休日(チェックもれ)。
動揺しながらさんざん歩いて別のお店でランチして、ちょっと時間があったので14時ごろこちらにうかがいました。外の植木にお水をやるご婦人。喫茶店には思えないエントランス。
まあ、昼間だから大丈夫よね?と扉をあけると店内に人はおらず。
でも、中はほんとに普通の喫茶店でした。
硅子さんのご実家が象牙やべっ甲の商品を扱っており、店内にも象牙の裸の像やお花が飾られています。「ラテン」という店名は、「裸天」からきているそうです。
店内にたくさん飾られているステンドグラスは、全て硅子さんの手作り。店内のテーブルとイスは、創業当時に有名な彫刻家さんに栗の木で作ってもらったものだそうです。
コーヒーはネルドリップ。ジュースや軽食、ケーキセットもあります。京都マダムの趣味が詰まったお店というかんじでしょうか。知っていれば、安心しておいしいコーヒーが飲めます。
ちなみに「純喫茶」というのは、お酒の提供がなく、純粋にコーヒーを楽しむための喫茶店のことなのですが、こちらのお店にはアルコールもありました…
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