ショコラ@スイーツセレクション

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ショコラ@スイーツセレクション

スイーツのランキングや京都のおいしい情報を書いています|おいしく食べて幸せになる食べ歩きコミュニティ『ショコラ倶楽部』主宰|フランス地方菓子研究家|モンブランとシャンパンが好き|得意技:モヤモヤの言語|趣味:全国の神社をめぐること

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スイーツコラムニスト/数秘&個性心理学鑑定/フランス地方菓子研究家 おいしく食べて幸せになるコミュニティ『ショコラ倶楽部』主宰 器用貧乏といわれ続けてはや〇年。唯一続いているのが、食べること。 食べ歩きにもブームがあって、パンケーキ→アフタヌーンティー→マクロビカフェ→モンブラン→桃パフェと変わってはいるが。 とすると、”ただ食べるのが好きな人”っぽいが、自分ではあんがい”まっとうな食べ手”だと思う。 料理は、フランス料理からマクロビオティックまで習っているし、スイーツ

    • ところでお酒の神様って誰?

      皆さんは、お酒の神様といったらどなたを想像しますか? 「酒神(しゅしん)」と聞くと、多くの方はギリシャ神話に登場する「バッカス」を連想されるのではないでしょうか。 では日本では? 日本で日本酒は、そもそも神様に捧げるものでした。ご神事には必ず「御神酒(おみき)」が存在しました。 最古の日本酒は巫女がつくる「口噛み酒」だといういう話もあります。(米を口の中で噛んで、唾液と混ぜて発酵させる) 神話によるとお酒の神様としては、 大物主大神(おおものぬしのおおかみ) 少彦名神

      • 【お酒の神様をめぐる旅・番外編】清酒発祥の地・正暦寺

        *こちらはお酒の神様ではないのですが、「清酒発祥の地」ということでご紹介させていただきます。 正暦寺は、奈良市東南の郊外の山間にあるお寺で、正暦3年(992年)に一条天皇の勅命を受けて兼俊僧正(藤原兼家の子)が創建しました。 創建当初は、堂塔・伽藍を中心に86坊の塔頭が渓流をはさんで建ち並び、勅願寺としての威容壮麗を誇っていましたが、1180(治承4)年、平重衡の南都焼き討ちの際、その類焼を受け、全山全焼、寺領は没収され一時は廃墟と化します。 現在では、福寿院客殿と本堂

        • 【お酒の神様をめぐる旅④】出雲の佐香神社

          島根県出雲市小境町にある佐香(さか)神社。 こちらは、『出雲国風土記』に「百八十神等集い坐して、御厨をたてて給いて、酒を醸させ給いき。・・・故、佐香といふ」とあることから、「酒造り発祥の地」とされています。 お酒の神様といえば、京都の松尾大社や梅宮神社、奈良の大神神社が思い浮かびますが、出雲にもありました。 なんといっても出雲は、スサノオが酒を使ってヤマタノオロチを退治したという神話の舞台ですから、酒造り発祥とされる要素は持っています。 主祭神は久斯之神(くすのかみ)

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          【お酒の神様をめぐる旅③】京都の梅宮大社

          梅宮大社(うめのみやたいしゃ)は、京都市右京区にある神社で、橘氏の祖・諸兄(モロエ)の母、橘三千代が、橘氏一門の氏神として始めてお祀りした神社です。酒造安全と子孫繁栄を祈願し、酒造の祖神とされています。 松尾大社から歩いて15分くらいのところにあります。 御祭神である大山祗神(オオヤマズミノカミ)は、農業山林鉱産の守護神であり、又航海の神として古くから信仰されておられますが、特に「酒解神(サカトケノカミ)」とたたえておられるほどに、酒造の守護神としての尊崇を受けられた神で

          【お酒の神様をめぐる旅③】京都の梅宮大社

          【お酒の神様をめぐる旅②】京都の松尾大社

          松尾大社は、大宝元年(西暦701年)に社殿が創建された京都で最古の神社の一つです。 太古の昔よりこの地方一帯に住んでいた住民が、松尾山を祀っていたのがはじまり。5世紀の頃、秦の始皇帝の子孫とされる秦(はた)氏が、この地方に来住し、松尾山の神を一族の総氏神として仰いだようです。 平安京遷都以後は、その類い希な霊力によって、「松尾の猛霊」と崇められるとともに、皇城鎮護の神(都の守り神)と称えられていました。 京都洛西の総氏神として、約十万戸の氏子の崇敬を集めるほか、開拓、治

          【お酒の神様をめぐる旅②】京都の松尾大社

          【お酒の神様をめぐる旅①】奈良の大神神社

          奈良県にある大神神社(おおみわじんじゃ)は、我が国最古の神社で、ご本殿がなく、拝殿の奥にある三ツ鳥居を通して三輪山を拝する、という原初の”神祀り”の様を今に伝えています。大和国一之宮です。 ご祭神は、大物主大神(おおものぬしのおおかみ) 第十代崇神天皇の時代には、国造り神、国家の守護神として篤く祀られました。 拝殿 大神神社は、三輪山をご神体とするために本殿がなく、拝殿を通して三輪山を拝みます。 巳の神杉(みのかみすぎ) 大物主大神の化身とされる白蛇が棲むことから名付け

          【お酒の神様をめぐる旅①】奈良の大神神社

          南山城の仏像に会いに@浄瑠璃寺&岩船寺

          昨年秋に東京国立博物館で開催された『京都・南山城の仏像』展に行って、初めて”南山城”の仏像のことを知りました。 この展覧会は、浄瑠璃寺の九体阿弥陀の修理完成を記念して開催されました。”南山城(みなみやましろ)”は京都府の最南部、木津川に育まれた風光明媚な一帯。京都の旧国名の山城国にちなみます。 京都と奈良の間に位置し、南北に流れる木津川に育まれたこの地には、独自の仏教文化が花開き、奈良時代や平安時代に創建された古刹が点在しています。 平安時代、貴族たちは極楽往生を願い、

          南山城の仏像に会いに@浄瑠璃寺&岩船寺

          『山の上ホテル』のプリンアラモードを行列せずに食べる方法

          東京の真ん中にあって、川端康成、三島由紀夫、池波正太郎といったそうそうたる文豪たちに愛された『山の上ホテル』。 そんな衝撃的なお知らせを見たら、それは行きたくなるでしょ。 と、考える人が多いようで、最後に泊まりたい、天ぷら食べました!といった投稿がSNSを賑わしています。 ということは、レストランは軒並み予約困難。ネットからの予約はほぼ不可能だと思われます。 『コーヒーパーラーヒルトップ』では、「受付発券機」が店頭に置かれ、お店のオープンは11時ですがその前に行列がで

          『山の上ホテル』のプリンアラモードを行列せずに食べる方法

          多くの伝説が残るパワースポット『鞍馬寺』

          鞍馬寺(くらまでら)は、鞍馬弘教の総本山の寺院。770年に鑑真和上の弟子である鑑禎(がんちょう)上人によって開創されました。 平安時代から文芸作品にもとりあげられていて、清少納言は『枕草子』で「近うて遠きもの鞍馬の九十九折の道」と記し、紫式部は『源氏物語』で、光源氏と若紫の出会いの場「北山のなにがし寺」として描写しています。 また、源義経(幼名:牛若丸)は7歳の頃に鞍馬寺に入山し、16歳の頃に鞍馬寺を出て奥州平泉に下ったといわれています。 とある夏の日。8:30に叡電線

          多くの伝説が残るパワースポット『鞍馬寺』

          水の神を祀る貴布禰総本宮『貴船神社』

          貴船神社は万物の命の源である水の神を祀る、全国二千社を数える水神の総本宮で、全国に約450社ある貴船神社の総本社です。創建年代不詳。 「きふね」は古くから気の生ずる根源として「氣生根」と記され、御神気に触れることで気が満ちるとされてきました。地域名は貴船「きぶね」で、神社の方は、水の神様であることから濁らず「きふね」といいます。 また、歴代朝廷の信仰も篤く、水の神として炎旱(ひでり)の時には黒馬を、霖雨(ながあめ)の時には白馬または赤馬を献じて、雨乞い、雨止みを御祈願され

          水の神を祀る貴布禰総本宮『貴船神社』

          【2023年】印象に残ったアフタヌーンティー・マイベスト10

          2023年もいろいろなアフタヌーンティーに行きました。ホテルのアフタヌーンティーもいいですが、ハイブランドのアフタヌーンティーはさすがにおしゃれで、テンションがあがりました。では、印象に残ったアフタヌーンティーベスト10をご紹介します。 1位 シャネルのアフタヌーンティー by 『ベージュ アラン・デュカス 東京』やはり、2023年のベストはシャネルです。私が主宰しているコミュニティで参加者の募集をしたら、圧倒的な人気で、ほんとに秒で埋まりました。女子はシャネルが好きなんで

          【2023年】印象に残ったアフタヌーンティー・マイベスト10

          2023年コーヒーが美味しかった京都の喫茶店・マイベスト10

          喫茶店にいく目的は人によってさまざまでしょう。喫茶店は、あるひとにとってはルーティングだったり、あるひとにとっては特別な空間でひとりだけの時間をくれる、特別な場所だったりするのではないでしょうか。 昨年は、喫茶店に行くことが目的で旅したりもしましたが、旅先で喫茶店に立ち寄るときは、モーニングや”食べること”がメインな場合が多いのです。 そんな中でこちらでは、「あー。このコーヒーは美味しいなー」と思ったお店をご紹介します。 1位 生きている珈琲”生きている”というのは、コ

          2023年コーヒーが美味しかった京都の喫茶店・マイベスト10

          2024年よろしくお願いいたします。

          昨年2023年12月31日で木星の逆行が終わり、今日2024年1月1日は天赦日、天恩日、一粒万倍日、甲子が重なる最強開運日、しかも月曜日。そして2日には水星逆行も終わります。 新年1月1日から、なにか新しいことをスタートしようと計画されていた方も多いのでは?私もなにか始めたいとは思いつつ、いやむしろ、やめるのが先ではないかと思い直し、とりあえず新しい手帳を使い始めました。 今年もお正月は、年明け前に近所の神社に行ってカウントダウンして、いつものお料理屋さんのおせちをいただ

          2024年よろしくお願いいたします。

          京都で最も古い神社『上賀茂神社』

          正式名称は、賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ) 京都で最も古い神社であり、古代氏族である賀茂氏の氏神を祀る神社として、賀茂御祖神社(下鴨神社)とともに賀茂神社(賀茂社)と総称されます。 山城国一の宮で、境内全域が世界遺産「古都京都の文化財」の1つに登録されています。境内には60を超える社殿が並び、三間社流造の本殿と権殿は国宝に指定されています。 御祭神は 賀茂別雷大神(かもわけいかづちのおおかみ) 別雷神とは「雷を別けるほどに強い力を持つ神」という意であり、雷(いか

          京都で最も古い神社『上賀茂神社』

          世界遺産の『下鴨神社』とみたらし祭

          京都の下鴨神社。正式には「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」といいます。鴨川の下流にまつられているお社なので、下鴨とよばれているそうです。世界遺産「古都京都の文化財」の1つに登録されています。 式内社(名神大社)、山城国一宮、二十二社(上七社)の一社、 旧社格は官幣大社、現在は神社本庁の別表神社です。 御祭神は 西殿:賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと) 東殿:玉依媛命(たまよりひめのみこと) *賀茂建角身命は、古代の京都をひらいた神様です。 ■縁結びの御霊験あら

          世界遺産の『下鴨神社』とみたらし祭