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Kindle準備中「最後のコーヒー豆」


こんにちは、ショコラリスト®︎サユリです。
この度、Kindleで短編小説を出すべく、準備しています。

チョコレート同様、実は小説原稿の在庫も山ほどあります。一作ずつ食べてアウトプットしていかないと、ストレージも余裕なくなりますからね。

というわけで、原稿はすでに書き上がっています。これをKindleというメディアに置き換える、というのが、わたしには大変な作業なんです。

ワードの原稿は変換が難しいとのウワサから、パワポでのkindleフォーマット作成です。

パワポ!
舐めておりました。今まで使わずに来てしまいました。あ、10年前にプレゼンで数回使ったかな……のレベルです。

Kindleの前に、今さらながらパワポの習得に焦りましたよ。ええ、パワポなぞはAIにお任せする時代ですものね。そのAIにどうプロンプトを伝えるかで、しばし、パワポを忘れて画像専門のAIを相手に戯れてしまいまして……

今回の作品タイトルは「最後のコーヒー豆」

まずは、これに相応しい表紙画像を生成してもらいました。

まぁ、ありがちな画像ですね。

とりあえずはイメージを固めつつ……お次は主役のバリスタ像です。

どうせならイケメンが良いなぁと生成してみました。

クラシックなカフェの入り口に立つバリスタ。
ちょ、ちょ、身長高すぎ〜

モデルサイズです。
それじゃ、ドア出る前に頭ぶつけますよ〜

もう少し標準サイズに……

身長も程よく、シャツの下の筋肉感も程よく、丹精なセクシーガイですが、もちっとカジュアルで親しみやすく……

ふむ、カジュアル感はいいけど、イタリアっぽさを外して、モノクロにしてもらおうかな……

まだカッコ良すぎるなぁ…

もっと若い方がいい?

と、続々と生成していくうち、

ふと、ここで我に返りました!

主役のバリスタは初老の男性なんです。


その年老いたバリスタが持っている、この世界に残された、たった一杯分のコーヒー豆が、物語のキモなんです。


AIで遊んでいても、ちっともKindleフォーマットは進みません。

AIは封印して、再度マニュアルモードでパワポに向かおうと決心を固めます。


おっと!
その前に、気付けのカフェインを……と、キッチンに行きましたが、コーヒー豆はストックアウト。かろうじて、一杯分のインスタントコーヒーが残されておりました。


お湯がこぽこぽ沸いてくる間、自分に言い聞かせます。これを飲んだら、kindleフォーマットを仕上げよう。


この、最後のコーヒーを一杯飲んだら、作業に取りかかろう。


というわけで、しばしコーヒータイムを引き延ばしていました。


ああ、いい香り。
電子書籍という新しいフォーマットでの物語が出来上がる直前。ちょっとビターなジタバタと、超えるべくタスク、その奥から香り立つわたしが本当に伝えたいクリエイティビティ。

それです!
その魔法の香りを、物語として伝えたいのです。


がんばれ、あと一息。


お読み頂き、ありがとうございます。
ここまでわたしの一人言のようなTO DO タスクの苦しみにもお付き合い頂き、ありがとうございます。読んで下さる皆さまの存在に救われました。

kindleデビューまで、今しばらくお待ちくださいね。

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