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マルコリーニのLOVE溢れる焼き菓子とパッケージ

✴︎✴︎この記事は平均4分で読めます(1300字)
美味しいチョコ食べながらどうぞ

ベルギーのショコラティエ、ピエール・マルコリーニ。もはやわたしたち日本女子のバレンタイン本命チョコの座を譲りませんよね。ベルギーの王室御用達で、世界でもトップショコラティエ。

さて、今季2023のバレンタインギフトはチョコのみならず、初の焼き菓子が登場しました。そのパッケージがね、乙女な色合いといい、個性的な形といい、小ぶりのサイズ感といい、めっちゃ可愛くて、一目惚れして、そのパッケージが欲しいがために、一個お買い上げしましたよ。

焼き菓子が3種、入っています。

パッケージは見る角度によって、形が変わります。

こちらは底面になります。
たった3色のモザイクで、複雑な色合いを出しています。


そしてお気付きになりましたか?
マルコリーニは今季ロゴマークの色彩も一新しているんです。サインはそのままに、ハートとそのカラーコーデがめっちゃ洒落ています。お洒落で新鮮、ちょっとだけ人とは差を付けたい女子のハートをどストレートに射抜いております。

トレンドとポピュラリティー。
高級だけど皆に愛される。
そんな絶妙な立ち位置を、この小さなロゴマークやパッケージの面積に凝縮して表現してしまえるところがすごいです。

個人的に、今期はパッケージ狙いでマルコリーニを自分のために全種購入を企んでおりますが……
あ、彼にあげて中身を食べた後に箱だけ返してもらうかな? いや、せっかくだから中身も私がたべたい! と、しばし内なるアンビバレンスに。

まぁ、葛藤しているうちに完売するかも知れないので、何個かは購入しておきますね。

もともとマルコリーニはパッケージにはとてもこだわってきました。日本進出時にはベルギーの高級バッグブランド〈DELVAUX〉のパッケージデザイナーが担当しました。シンプルながらも素材感のあるバロタンとヒモとチャームを、わたしは今でも覚えています。取っておけば良かったな。

で、箱をとっくりと観察して、カラーコーディネーターとしての色彩と配色技法を分析した後、やっとおやつタイムです。

本格派ショコラティエの焼き菓子って、すぐにはお渡しできない人への日持ちのきくお遣い物に利用しますが、案外と自分では買わないお菓子だわ……と思いつつ、私自身もお初のマルコリーニの焼き菓子です。

まずはこちら、Animaux
うわ、可愛い。

Animauxとは、フランス語で動物のこと。
そしてマルコリーニ氏のお気に入りの動物は、ヨーロッパでは幸せの象徴と言われているアヒルだそう。マルコリーニのシグネチャーボンボンにもアヒルさんがいましたよね。あの塩キャラメルの入ったミルクチョコレートのボンボンをもらったことのある男子、断言します、あなたは幸せになれますよ。

その幸せを伝えるアヒルちゃんのクッキー、もう食べてしまったのでお見せできないのですが、裏面はビターチョコレートでコーティングされています。


シナモンの欧風な風味に、大豆粉の香ばしさと生地の締まり感が程よく、バリッとセイボリーな大人可愛いクッキーです。バレンタインギフトとは別に、こちらのアヒルちゃんはミルクチョコレートがけの物もあるそうです。2羽を食べ比べたら、もうお腹いっぱいになりそう。

こちらは個人的に気に入ったので、今度またリピート買いしたいです。バラでも購入可。ダークとミルク、それぞれ一枚351円(税込)
4枚入ったギフト缶もあります。

さて、2個目の焼き菓子はクッキーサンド。濃厚なチョコレートの味わいで、大人のコーヒーブレイクに相応しい一品。

そして3個目のチョコレートケーキは、え?これっぽっち?と思う分量ですが、いえいえ、こちらもかなり濃厚なチョコレートケーキで、十分に食べ応えあり。

気がつくと、あっという間に、3種の焼き菓子を完食してしまいました。お菓子は消えて無くなりましたが、ピエール・マルコリーニを食べた後の幸福感と素敵なパッケージは残りましたよ。

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