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『Parsonnel』から読み盗った3つのこと

みなさん、こんにちは。

今回は星野リゾートの教科書のひとつである『Parsonnel』から読み盗りました。(「能動的な読書」を目指しておりますので、「読み盗(と)る」というアグレッシブな言葉を使わせてもらっています。)

では、本書の概要読み盗った3つのことを書いてみます。

本書の概要

本書『Personnel』は人事に必要な視点やスキルがまとめられた本です。採用・育成・評価・労務管理などが解説されています。副題の『Contemporary Perspectives and Applications(現代の人事に求められる視点と応用力)』が全体的な内容を表しているかなと思います。


では、『Personnel』から読み盗った3つのことを書いていきます。

まず1つ目は、

①干渉ではなく受容する

ということです。

Interview(面接)について取り扱っているパートで、面接官がすべきでない4つのダメ質問が紹介されています。

1. Questions which rarely produce a true answer
 (答えが本当である可能性の低い質問)
2. Leading questions (誘導的な質問)
3. Illegal questions (法に触れる質問)
4. Obvious questions (答えを知っている質問)

それぞれ例をあげると、

1.『同僚とはうまくやっていましたか?』
2.『人とお話するのは好きそうですね?』
3. 人種・信条・性別・国籍にかかわる質問
4. 履歴書に書いてあることを尋ねる質問

こんな感じです。

私は面接官ではありませんが、デリカシーのない質問や頭の悪い質問をついついしてしまうときがあります。対策として、相手の興味にあったオープンな質問をするように心掛けています。それが受容(相手を受け入れること)につながっていけばと思っています。

関連動画として、Hapa 英会話さんの動画をシェアいたします。5:42あたりからの「体重」についてのお話が参考になりました。

国は違えど干渉されたくないのはみんな同じだから、干渉ではなく受容するべし と読み盗りました。


続いて2つ目は、

②対「人」は対「時間」に結びつく

ということです。

PERSONNEL ACTIVITIES」というテーマで、人事の主な仕事が7つ紹介されています。

● Work Analysis (業務分析)
● Staffing (人材配置)
● Training and development (トレーニングと能力開発)
● Appraisal (業務評価)
● Compensation (給与を含む社会補償)
● Maintenance (健康と安全の維持)
● Union relations (労働組合との連絡調整)

「どの項目も、ザ・人事だなぁ」と思いました。(小学生みたいな感想ですが。)そして同時に、「配置・補償・調整って言葉は、時間とも結びつくなぁ」と思いました。当たり前かもしれませんが、対「人」の業務をする以上、相手の「時間」を大切にせねばならないと思います。

対「人」は対「時間」に結びつくから、時間と同じようにどんな人も大切にすべし と読み盗りました。


最後に3つ目は、

キラキラネームはつけないようにする

ということです。

Human Resources = HRのように、単語が長くなる場合は略語で表すことがあるかと思います。この本で最も印象的だった略語から読み盗りました。

OSHA(Occupational Safety and Health Administration):労働安全衛生局

このOSHAという略語は「OSHA(オシャ)」とローマ字読みで読むことができますし、「オシャレ」という日本語と結びついて印象に残りました。逆に、読みにくい言葉は印象に残らないとも思います。

読みにくい言葉は印象に残らないから、キラキラネーム(読みにくい名前)はつけないようにするべし と読み盗りました。


まとめ

『Parsonnel』から読み盗った3つのこと

① 国は違えど干渉されたくないのはみんな同じだから、干渉ではなく受容すること
対「人」は対「時間」に結びつくから、時間と同じようにどんな人も大切にすること
③ 読みやすい言葉は印象に残るから、キラキラネーム(読みにくい名前)はつけないようにすること


次回は『柔らかい心で生きる』(矢代静一 著) から読み盗ってみます。

最後までお付き合いいただいて
ありがとうございました。
では、またです。


貴重なお時間をありがとうございます。よき時間となりますように。