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ヨタとスシ

まだnoteを始めて間もないころに、「ザワークラウト始めました」という記事を書きました。そのまんま、ただこれから毎日食べますというだけの話です。本当にほぼ毎日食べ続けています。これまでの「こんなご飯作りました」的な食事風景でも、よく見ると端っこの方にしつこく存在し続けています。

しかしながらお料理にきちんと展開となると、シュークルート(おじさまの記事ご参照)以外に広がらず、つまらないなあと思っていたところ、救世主(=またしてもおじさま)降臨。

この記事見たとき、「ヲタ?」と思って吹き出してしまったのですが、その後に三度見くらいしたところで「ヨタ」であることが分かり、そのまま通り過ぎていましたが、この記事のコメント欄にユイじょりさんが「ヨタがどうしてもヲタに見えてしまって、3度見くらいでようやく…」って書かれたのみて、やっぱりそうだよね、私だけじゃないよねってまた笑いました。

貴重なザワークラウト料理のご紹介、ありがとうございました。ようやく本日作ることができました。ちなみに今日はモノづくり仲間のおばあさまが来られたこともあり、他にもちょいちょい作りました。

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↑中央から左寄りあたりにヨタ材料が。ところでこのお料理のカギの一つかと思われるトマトペースト、2つのお店で品切れと言われたんですが、おじさまどこかで記事拡散されてます?みんな今週末ヨタ作ってます?(笑)ライバルの買い出しに出遅れた私は、トマトペーストを入手できず。仕方なくトマトピューレとなってしまいました。消費したいプチトマトも一緒に入れてしまいました。ジャガイモも。

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煮込み始めのお鍋内↑

次のラウンド、「酢飯作り」に入ります。「ヨタにはパンでしょ!」と思われるかと思います。私もそう思うのですが、これはまた別の事情でどうしても細巻きを作りたくなっていたため、仕方なく。

限られた週末の時間に、欲張ってやりたいことを凝縮してやろうとするとこうなってしまうのです。「一番大事なことは何なのか」というのが時に分からなくなります。

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高校3年の春休みから大学入ってしばらくは、お持ち帰り寿司屋さんでアルバイトしてました。ここは友人の親御さんが店長さんをしていたお店でした。初めてのアルバイトということもあり、親から「ここでのアルバイトなら許可します」ということで始めたのですが、結果的にはこれも今に活きるいい経験となりました。特に細巻き作りのコツは結構つかめている方だと思います。

一例として、シャリの分量。細巻きのシャリは1本80gと決まっていたのですが、作っているうちに手で感覚を掴めるようになっていました。

とはいえ、細巻きも5−6年ぶりに作るのでさすがに鈍ってるだろうなーと試しに測ってみたところ…

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↑惜しい!けど合格!
確かたまにこうやってテストされてた気がします。基本は毎回計らないといけないのですが、前後3gくらいの誤差だと合格って言われた気がします。これが大幅に毎回ズレると、作る時に毎回計らないとダメ!って言われる感じでした。

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本当は巻き方のコツをご紹介できればと、プロセスの写真撮ったのですが、長くなりそうなので割愛。そして具が少し太すぎた部分があって、ところどころ爆発気味…。まあ仕方ないです。

そして注目いただきたいのは、細巻きよりもこの「板皿」です。昨日入手したばかりの品をどうしても今日使いたかった…それだけの理由でヨタにスシとなりました。ちょっとヨタから話が逸れます。

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↑実は先日こんなに大きな素敵なDMが届いたのです。ガラス作家さんたちのグループ展「スシホリデー」です。このお寿司、ガラスで作られてます。凄すぎる!

私が好きな作家さんが作られたのは左上のマグロ。この作家さんの作品を過去にいくつか購入しているので、恐らくその流れで時折DMが届きますが、このDMが届いた時の興奮たるや…。DMオモテ面に、昨今の状況を勘案して完全予約制と書かれていたので、早速初日を予約しました。(何故なら作品が展示販売なので、追加搬入がないとタイミングによって見られる作品の数も減ってしまうため)

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撮影もWEBにアップもOKとのことでしたので、撮らせていただきました↑実物は写真以上の感動がありました。シャリも全部ガラス…。美しいです。「手に取って見てもいいですよ」とのことでしたので、間近で見ましたがどれも本当に完成度が高く、素晴らしいお寿司たちでした。

私は、好きな作家さんが寿司ネタにちなんで作られた板皿を購入しました。ただ、この方の作品は一人2点までの制限があって、悩みに悩んだ結果、「イカ(これは絶対外せない)」と「たまご」にしました。

…ということで、ヨタとスシはこんな理由でコラボしました。

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ヨタはとても美味しいスープでした。ぜひみなさまにも、作ってみていただきたいです。栄養もたっぷりで体にも良さそう。オリジナルレシピに加え、おじさまの「赤ワインでこそげ落とす」もやってみました。使った豚肉はスモークベーコンでした。次は必ずトマトペーストで作りたいです。プチトマト入れたので、なおさら水っぽい方向のトマト味になったのではないかと思っています。

一緒に食べたおばあさまも、珍しい食べ物や物事が大好きな方なので、とても喜んでくださり、美味しかった!と完食されました。ちなみにおばあさまは、食事も会話も「お年寄り向け」を全く意識しなくて大丈夫な方だし、今もABCクッキングでパンとかケーキを習っていらっしゃるほど。私の良きクッキングアドバイザーでもあります。こんな風に私も歳をとっていきたい…。

とてもいい週末でした!

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