見出し画像

ピーター・ドイグ展

先週末のことですが、ピーター・ドイグ展に行きました。写真撮影可、SNSに投稿OKとのことでしたので、いくつか撮らせていただきましたが、やはり現物に勝るものはないですね。色使いが、本当に素晴らしいと思いました。そして絵が大きくて見応えがありました。

メインビジュアルに使われているのは、《ガストホーフ・ツァ・ムルデンタールシュペレ》うっ…。どういう意味だろう…。これの実物をどうしても見てみたかったのです。見られて本当によかったです。私は美術館に行くのは好きですが、そんなに美術全般詳しくないので、素人目線の感想でしかないのですが…。

ピーター・ドイグはスコットランド生まれで、カナダやトリニダード・トバゴにも住んでいたとか。展示の解説に【ピーター・ドイグ(1959-)は、ロマンティックかつミステリアスな風景を描く画家です。】とありまして、なるほどー。確かにその通りでした。その土地土地の雰囲気がとても反映されているようなものもあれば、映画「13日の金曜日」からモチーフが入っているとか、いろんな世界が一つの絵の中に融合されているとか、とにかく見ているうちに不思議な気持ちなりました。

本来の会期は2/26〜6/14でしたが、例のアレのために開始3日から閉館となってしまい、ここに至るまで関係者の方々はどんな思いだったのだろうと想像すると頭が下がります。この企画自体、確か3年前からスタートしたとかで、またピーター・ドイグの作品自体が世界中のコレクターや美術館に点在しているらしく。集めるのも大変なことだったと想像します。

チケットは事前予約、入場時間の指定がありましたが、時間で入れ替えということではないので、存分に楽しむことができました。ボリュームとしてはだいたい1時間くらいで見終われるくらいなので、私が行った時は人の数が増えすぎることもなく、距離感もちょうどよかったです。入り口では距離を取って列に並べるように配慮されており、検温、手のアルコール消毒といった対策がされていました。場所は東京・竹橋の東京国立近代美術館です。

10/11までやっているのでよろしければぜひ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?