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ドライフルーツ消費の一案

ドライフルーツを結構いただくので、私もあげてみたいと思い、お正月にお土産として買ってきたのですが、コロナのせいでお会いする機会を逃し今に至ります。この先もすぐにチャンスがあるか分からないし、今になって突然郵送するのも…ということで自分で消費することにしました。でもこの量は結構ハードルが高いです。パウンドケーキもそんなにたくさん食べられないし、せっかくいい季節になってきたのでゼリーに入れてみました。

結論、地味ですし生パインにはかないませんが、消費の必要に迫られる方がいらっしゃいましたらご参考までに…。

ゼリーといえば、ゼラチン、寒天、アガーです。数年前までアガーは知らなかったのですが、デザイン専門学校の夜間コースに通ってたことがあって、その時の仲間と作品作りをする際に知りました。アガーはゼラチンなどに比べると出来上がった時の透明度が高くとてもキレイということで、素材として使いました。作品作りという観点から、使い勝手と透明度の比較のためにいくつかのブランドを試した結果、パールアガーが一番理想的だったので愛用してました。その名残で今もアガーといえばパールアガーです。

使ったのは消費したいドライパインとアガー、あとは水だけですが、人様にお出しする目的なら、お砂糖やパインジュースなども使うと完成度が全然違ってくると思います。

水500ccに対して、アガー15gです。パインはちょっと刻みました。お鍋にお水入れてパインを浸してから、アガーを計量してるうちにパインの糖分がじわじわ出てきます。砂糖を入れる場合には、アガーに予め混ぜておいて一緒に投入、それから火をかけます。酸味のあるジュースやフルーツ入れる場合には、沸騰させると特に固まりづらくなるので80度くらいで止めておいたほうがいいみたいです。

今回、ドライパインがそれに当たるかよくわかりませんが、それよりもまず大事なのはアガーがきちんと溶けることなので、火をかけたらダマがちゃんと溶けるまできちんと混ぜます。溶けたらグツグツしちゃう前になんとなくのタイミングで火を止めて、水で濡らしておいた型に入れ、粗熱取れたら冷蔵庫へ。
アガーは固まるのが結構早いので、型にすぐに流したほうがいいと思います。ちなみに今回使った型は、水羊羹作る時に使ってるステンレス型です。多分これと同じです→ https://tomiz.com/item/01909000

…限りなく地味。。みかんの缶詰入れると気分があがるかもしれないです。
夕食のデザートにしてみました!オレンジないとやっぱり地味!↓

夏といえば冷たいデザートですね。同様のドライフルーツ入りのゼリーでは、過去にアプリコットと紅茶でやったことあります。アプリコットは結構甘さが抑えられているので、砂糖入れないと相当つまらない感じになります。そして見た目は今回同様、とても地味です。アプリコット+イチジクに紅茶もやったことあるのですが、ごちゃごちゃした感じになったので、ドライフルーツは1種類がいいと思っています。どちらも写真がなくて残念。地味さをお見せしたかったです。

↓それに比べてこういうフルーツたくさんのゼリーは気分が上がっていいですね。

お友達宅でGWや夏になると(たまに冬でもやってるけど…)BBQしてくれるので、私はだいたいゼリー系の冷たいもの持っていきます。結構みんな色々持ってくるのでお腹いっぱいになりますが、この手のものはほとぼり覚めるとみんなツルツルとよく食べてくれます。
こういう時は、アガーより寒天の方がいい気がします。しっかり固まるので上の写真のようにフルーツたっぷりにしておくと、爪楊枝で刺して食べられます。
だけど、昨今の風潮ではこういうスタイルの集まり自体ができないですかね…ちょっと寂しいですが、今年も冷たいデザートを色々作っておうち時間楽しみたいと思います。

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