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雄弁は銀、沈黙は金

対話における「沈黙」は非常に重要。

その沈黙の間に参加者の思考が整理されていることも多い。沈思黙考という言葉もあるくらいです。

焦って沈黙を言葉で埋めてしまうと、その思考が雲散霧消してしまう。ファシリテーターはグッと耐えないといけないタイミングです。ただ、思考が回っている沈黙なのか、それとも思考が止まってしまった沈黙なのかも見極める必要がありますがw

思考が回っている沈黙だと見極めたときのファシリテーターは、全員の「仕草」というシグナルを眺めていたりします。

目ひとつとっても雄弁で、斜め上の虚空を見上げている人、目を伏せているが鋭い眼差しを保っている人、目を瞑る人。いろんなスタイルとその裏にある心理状態があります。

ほかにも頬杖をつく人、髪の毛をいじる人、腰に手をあてる人、足を組む人、落ち着かずゆらゆらする人など、けっこう個性が出ます。

そんななか、ピンときたような表情を見せる人がいたら「どんなことを考えていましたか?」とおもむろに聞いてみるのです。そこからは、より深い対話になるはずです。

ファシリテーターは待つのが仕事。
ファシリテーターは観るのも仕事。

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