マガジンのカバー画像

恥ずかしいだけのガチポエム

1,124
素敵な写真とセンチなポエム。現実の厳しさに疲れた心を癒やされたいあなたに贈る、こつこつと積み上げていく世界。 心のどこかがほんのりとあたたかくなれば幸いです。 がんばって、だいた… もっと読む
運営しているクリエイター

2021年7月の記事一覧

寄り道の理由

寄り道の理由

知らない街に行く楽しみの1つに、見たこともない構造物との出会いというのがある。正確には、本当に見たことがないものなんて、あまりないのだけれど。ただ、珍しいものに出会う喜びというのはある。だからぼくは、ついつい寄り道してしまう。

素晴らしい季節

素晴らしい季節

夏になると青が深くなる。そして雲がずっしりとする。掴めそうな雲。いつから、あの雲が好きになったろう。青い空が好きになったろう。子どもの頃から好きだった気もするし、おとなになってからな気もする。とにかく、今はこの季節が大好きだ。

心地よい残滓

心地よい残滓

夏場は夜も楽しみのひとつだ。冬の寒々しい夜とは違う、昼間の熱気が落ち着いた、だけどまだ残滓を感じられる時間。仕事あがりの気持ちよさも手伝って、寄り道したくなる時間だ。

知らない風景

知らない風景

まだ上ったことがない塔は、東京のいろいろな場所からその姿が見える。まだ上ったことがないから、そこから見える風景も知らない。
そう、体験していないから、実際のことを知らない。外から眺めた、下から見上げた風景しか知らないことは意外と多い。

夏の店

夏の店

夏にいきたい店はちょっとさびれていて、涼しげだ。
メニューはシンプルなものがいい。元気のいい女の子が注文をとりにくる。
ぼくがそう言うと、彼女が苦い顔をした。
「若い女の子は夏だけじゃないでしょ」
いやはや、夏の暑さでガードが甘くなったかも。

緊張感

緊張感

アートのある空間には独特の緊張感がただよう。これは作品の持つ力が空間に漂っているのか、もしくは、鑑賞者がある種の緊張感を覚えるのか。実際、どちらだか確かめようがないけれど、気持ちの良い緊張感だ。アートを楽しむとき、その空間の緊張感も楽しんでいる。

忘れられる大会

忘れられる大会

オリンピックは、様々な事件が起こって、めちゃくちゃになってしまった。それでも、選手たちのきよい思いを尊重しなくてはいけない、と言う論調も見られるが、実際はどうなのだろう。こんなにめちゃくちゃになってしまった大会で、果たして彼らの思いを尊重するなどと言っていられる場合なのだろうか。その辺は個人の意見なのでどちらでも良い。とにかく、オリンピックが開催され忘却され、また似たようなことが繰り返されるのだろ

もっとみる
違和感

違和感

屋内で観るアートもいいが、屋外で観るアートも好きだ。天候によって印象がかわる楽しさがある。
いつもある風景に忽然と現れたオブジェは異質感があり、世界をマインドフルネスに認識するきっかけにもなる。

自然の効用

自然の効用

都会にも緑はある。そして川もある。豊かとは言えないまでも、それなりに満足のいくボリュームの緑がある。これは恵まれたことなのだろう。厠自然があると心が安らぐ。これが人間の本来の生活なんだと思う。昔はそんなこと考えなかったけれど、歳を重ねたからか、いろいろなことを考えるようになった。自分の頭で考えるようになった。これもまた、自然の効用なのかもしれない

はっけん

はっけん

身近な場所で、意外なものを見つけることがある。例えば、たまに行く公園で、巨大な橋ができているとか。それは、1つの例えであって、ぼくらはイマジネーションをもっと探して、見つけていく必要がある。そうすれば、様々な経験ができるし、様々なことを考えるようになる。

雨

突然の雨。
濡れない場所で雨上がりを待つ。
なにもできない時間もたまにはいい。
なにもできない? いや、雨を眺める時間だ。そう考えたら、無駄じゃなくて楽しい時間になっていた。

りかいしない

りかいしない

アートはわかりにくくてかまわない。
圧倒的なオリジナリティがあればいい。
ぼくらは理解したいんじゃなくて考えたいのだから。頭を使う。いろいろなイメージを頭の中でぐるぐる回す。それがアートの醍醐味だ。

アーティスト

アーティスト

好きなアーティスト。
独創的で、深みがあって、色気があって、どこか暗くて悲しさがある。それでいて、ユーモアも忘れない。セックス、暴力。子ども心。
それがぼくの好きなアーティストの条件。

バランス

バランス

神社に詣でる。
神社の空気は凛としている。
その中に佇んでいると心が整っていく。バランスが戻ってくる。
もちろんそれは、感覚を意識する必要がある。ただそこにいる感覚。
ぼくらはバランスを整える必要があり、そのためには今この瞬間に意識を向け続ける必要がある。