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おみくじ【2年生】


こんにちは。ちづです。
図書館好き、絵本好きな2児の母の私。息子の小学校入学とともに小学校のよみきかせボランティアをはじめました。読んだ本とこどもたちの反応についてまとめていきます。
PTA役員になって、よみきかせをしなくてはならない。何読んだらいい?
とお悩みの方の力になれれば幸いです。

小2の息子絶賛の本。

よみきかせがあった日、息子が「今日のよみきかせはすっごくおもしろかったよ!」と食い気味に感想を話してくれました。あまり褒めることのない子が嬉しそうに、あらすじをすらすらと話してくれたのでこれは相当面白かったようです。

「おみくじ」

著者 きた あいり
出版社 BL出版

おみくじの中の様子を可愛く描いた絵本。
全32ページ

おすすめな季節:1月
おすすめ学年:低学年~中学年

読んだ感想

1月のお正月明けのよみきかせにピッタリの内容で、おみくじの中の様子を可愛く、ユーモアたっぷりに表現してある絵本です。道徳的なことを軽く伝えながら、物語を楽しみ、お正月の定番ともいえる「おみくじ」について学べるバランスの良さも、よみきかせに使いやすい絵本ではないでしょうか。
絵も大きめで見やすく描かれています。会話文が多く、読み手側も楽しく読めます。
各セリフがどの登場人物かを理解し、声色を変えて読むと子どもたちも聞きやすく、物語に入りこめるように感じました。

小2息子絶賛の理由。

①見たことがない絵本だった

保育園や幼稚園、小学校と子どもたちは多くの絵本にふれています。そのため、有名な絵本だとしってる~読んだことある~ということが低学年でも意外とあります。もちろん知っている本でも年齢によって感じ方が変わったりするので、同じ本をよんではいけないというルールはありません。
でもやっぱり、「初めて見る」は強い。
よみきかせ仲間で、絶対新書から選ぶという方がいるくらいです。
かぶりが心配な方は、図書館の新書コーナーから絵本を選ぶというのはいい案かもですね。

②季節に合っていた

1月中旬にあったよみきかせで、息子がクラスで読んでもらったこの本。
ちょうどお正月に初もうでに行ったとき、おみくじを引いたので、タイムリーな話題でした。季節や授業内容にあった題材の絵本をえらぶととっかかりがつかみやすく、子どもたちの興味も引きやすいですし、読む前や読んだあとの雑談もとてもしやすいです。

③物語が楽しかった

難しい言葉がなく低学年にも分かりやすい内容で、物語を
楽しめたようです。1度聞いただけの本のあらすじを、息子が完璧に説明してくれたことにとても驚きました。それだけ物語が息子の心にスッと入ったのだな、と感心してしまいました。
内容がいい本でも、こどもたちの知らない言葉や概念がいきなりでてくる本はやはり低学年には難しいと思います。意味がわかってこそ、物語を味わい楽しむことができると思います。

よみきかせボランティアをするにあたって、息子には本当に助けられています。ほかのボランティアさんの様子を聞いたり、練習に付き合ってもらったり。こどもの気持ちはこどもに聞くのが一番!と大切な相棒として大活躍です。お子さんのいらっしゃる方は、ぜひお子さんを頼りにして一緒に楽しむ時間にしてくださいね。

※お子さんのクラスでよみきかせをする場合は、こっそり選んでこっそり練習がおすすめです。初めのころ、息子のクラスで読む本の練習を息子の前でしてしまっていました。何度目かの時、知っているからつまらない、、、とクレームが、、、そりゃそうですね。笑

読みログ:
2024.1 2-3


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