ノアの箱舟【6年生】
今回よみきかせに選んだ本について。
本の概要
「ノアの箱舟」
文 ベロニカ・ヘリ-
絵 フランチェスカ・スクレピ
訳 上野和子
有名な「ノアの箱舟」のぶたいしかけ絵本。
全6ページ、1ページあたり200文字前後。
おすすめな季節:春夏秋冬
おすすめ学年:高学年
下読みした感想
絵が細かく繊細で、内容は高学年向け。
難しい言葉や漢字が多く、大人でも読みにくさを少し感じました。
しかし、しかけと絵には保育園年少の娘も夢中。引っ張ったり開いたり、動くしかけを楽しそうに動かしていました。読み方に工夫がいりますが、小さい子でも楽しめる本だと思います。
よみきかせ実施とこどもたちの反応。
実施概要
対象クラス:6年生 30名
持ち時間:10分
場所:教室(机椅子を後ろに下げ、前のほうに集まり座ってもらいました)
流れ:導入→よみきかせ→子どもたちからの感想→まとめ
読むのにかかった時間:約5分
今回のねらい
仕掛け絵本のおもしろさをこどもたちに知ってほしい。
有名なノアの箱舟のストーリーを知ってほしい。
子どもたちの反応
絵本を1ページ開いたとき、おおっ!と歓声が上がりました。
難しい言葉もあったが、6年生には十分理解できる内容だったようです。
よみきかせ後のこどもたちの感想
「こんなしかけがある絵本は初めて見たので、おもしろかった」
「悪いことはしないようにしようと思う」
「山の頂上まで沈む洪水が起きても、箱舟が沈まないのはすごい」
感想
しかけ絵本に対するこどもたちの興味と、次のページを楽しみにする気持ちが伝わってきて、ねらい通りの反応が嬉しかったです。
読んでいる途中でしかけを動かしたのですが、タイミングがずれてしまったのが反省。どの言葉に対応してしかけを動かすのか、事前に読み込み決めておいたほうが良いです。
しかけ絵本の面白さを十分に引き出すためには、魅せ方の練習が必須。
ただ本を読み上げるだけではなく、本への想いを伝えたり、こどもたちの興味や反応に合わせた情報提供(図書館を紹介するなど)することで、コミュニケーションがとれ有意義な時間を過ごせたと思います。
読みログ:2024.1.17 6-2
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