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蠱惑的な日本の色の世界に、耽溺する

こわくてきなにほんのいろのせかいに、たんできする、です。
面倒なタイトルでごめんなさい。使ってみたかったんです。

蠱惑的って、妖しい美女(イケメンでもよし)が長い指を波のように揺らしながら、招いてくる、イメージです(私だけの)。

昔から日本の色を見るのが大好きなんです。

写真は着物の帯締めです。帯を最後にキュッと締めます。
冠組(かんむりぐみ)という種類の組みひもで、私はこればかり持っています。いつの間にかこんなに(実は、もう少しあります)。

20210624帯締め

濃紅、緋色、桜色、あんず色、からし色、玉子色、若菜色、白藍、月白、瑠璃色、濃紫、白・・・

次は松みどりなどの深い緑色を・・・と願う欲。

帯締めはスーツのネクタイのように、着物の雰囲気を変えます。下の着物では濃い紫にして、着物に合わせました。ちらっと白地に赤い色が見えるのが、帯揚げ。下の写真は帯揚げです。

20210624着物の帯

20210624帯揚げ

着物だけではなくて、ショールやスカーフ、身の回りに好きな色をそろえたいです。

20210624ストール

20210624吉岡幸男ストール

下の写真のショールは、染司よしおかという京都の工房のもの。

江戸時代から続く染屋さんで、天然素材のみで染め、奈良薬師寺など寺社にも奉納してきました。

当主であった吉岡幸男さん(2019年逝去)の本を読むと、その情熱と知識に圧倒されます。

天然染料だけでこれほど鮮やかな色が出るのか、とその美しさにため息が出ます。

心から尊敬する吉岡幸男さん。
一度だけお目にかかったことがあります。
気さくで、明るくて、やさしい方。

「職人がおるからできるんや」と工房の職人さんを大切にし、染めの現場で話し合っていました。

私の大学の卒業論文は「日本の色」なのです。

万葉集から枕草子、源氏物語の中での色の役割。その変遷。

その頃は自分が着物をまとうことになるとは、思わず。

今、より深く日本の色におぼれて、います。

日本の色、伝統色、その深さと美しさに。


太いきれい色

この記事はチェーンナーさんの企画参加記事です。

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もうお一人は悩みに悩んで・・・Norikoさん、いかがですか?
Norikoさんも幅が広くておもしろい方。しかもお茶目でチャーミング。
最新記事では小説も書いています。体と時間は大丈夫かしら?

新しいことに挑戦されているお二人にお願いしたいです。
お忙しいんですよね。ごめんなさいね。

新しいことを始めるということは忙しいことでもあるので、できない場合は書かなくても、まったくOKです!



今回のカルチャー、もっと深めて書きたいです。
ほかにもあるし・・・なんだか楽しくなりました。

チェーンナーさん、ありがとうございました。

ありがとうございます

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