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#旅

旅に出た時の思いと思い出とおいしいものなど~国内編

旅に出た時の思いと思い出とおいしいものなど~国内編

旅が好きです。
リフレッシュとストレス解消で、何度も出ていました。
その時の思い出と、感謝と、驚いたこと、感じたこと。

この記事では国内を集めています。

東北への桜旅。また行きたい願いを込めて。

横浜・中華街を女友だちと食べ歩いた時のこと。

中華街へ行ったときに泊まったホテル ニューグランド。

夫の故郷・金沢と近くの温泉を回ったとき。夫婦ともに食いしん坊で、食べること中心の旅。

旅では

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ふたたび見たい桜が待っている🌸今度はあなたと一緒に

ふたたび見たい桜が待っている🌸今度はあなたと一緒に

ああ、こんな桜があるのか。

広がる桜と、酔う桜。

🌸             🌸             🌸

独身時代、無性に桜を見る旅に出たくなった。
仕事に疲れて、孤独を感じて。

旅に出た。
見たことのない桜に、会いに。

ひとり東北へ向かった。

北上の鯉のぼりと桜

岩手・北上川の上を泳ぐ、鯉のぼりの群れ。
川面に映る桜とともに、圧巻で。

鯉も、桜も、思いも、広がる。
青空

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新しい自分に会いたくて、会うためにすることを考える

新しい自分に会いたくて、会うためにすることを考える

「あ~、しんど」
思わずつぶやいている。
そんな自分がイヤ。

頭も心も、停滞しているというか、疲れているというか。
こんなことではいけない、と思いながらも、なかなか前に進めない。

noteも、仕事も、日常生活も。
どれも中途半端で。

そうすると腰も重くなって。
外へ出てリフレッシュしよう、となかなかできなくて。

もやもやもや。

会社、家、買い物・・・の繰り返し。

新しい場所、新しい店、

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インドの布に心惹かれて、見て、旅して、まとう

インドの布に心惹かれて、見て、旅して、まとう

インドへ2回、ひとり旅をしたことがあります。

一度は生まれて初めてバックパッカーで旅した卒業旅行。

2度目はその10年以上あと、布を見る旅でした。

インドは更紗も刺繍も織りも有名で、世界一の歴史もあります。

布を見るのはずっと好きでした。今も見に行くことがあります。
東京国立博物館のインドの布の展示品から。

これは南インドの「藍地花格子結び文様更紗(あいじはなこうしむすびもんようさらさ)

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読まれなかった1冊の本の旅~大原美術館と原田マハ

読まれなかった1冊の本の旅~大原美術館と原田マハ

「うおお・・・」
圧倒されたように、息子は感嘆した。

大原美術館の威容を見たときだ。

倉敷の美観地区の中に、突如として現れるギリシャ建築の本館。

最後の家族旅行は去年のお正月。
行き先は広島と倉敷だった。

この旅の大きな目的のひとつは、大原美術館だ。
夫は大学で美学を専攻した美術オタク。
私も専門知識はないが、高校のころからちらほらと美術展を見ている。
小さいころから美術館につき合わせたせ

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うさぎ🐇いっぱいのうさぎ島に行ってみたい💗

うさぎ🐇いっぱいのうさぎ島に行ってみたい💗

かわいいうさぎさんがいっぱいいる島があります。
瀬戸内海に浮かぶ、広島県・大久野島です。

うさぎが900羽いる島「かわいい~!」と思わずさけんでしまいそうです。
あっちこっちにうさぎさん。
(写真は観光協会からお借りしました。抱っこしたりエサをあげたりは禁止です)

広島空港から車で45分、港から船で15分。

小学校で飼われていたうさぎ8羽を話したことから増えたらしいのですが・・・増え方がすご

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博物館で時代を超えた旅をする

博物館で時代を超えた旅をする

着物がすてき、器を使ってみたい・・・うっとりしながら見るけれど、家に持ち帰ろうとは思いません。
1月2日から31日まで上野の東京国立博物館で「博物館に初もうで」というイベントをやっています。私は着物を着て3日に参りました。
縄文時代から現代まで、旅ができます。そこは奥の深い、小さな町です。

ヘッダーの写真はなつかしきドラマ・半沢直樹の東京中央銀行の大階段。

さて、気分はお大尽で楽しみましょう。

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一人の男が守った町・倉敷を歩いた旅

一人の男が守った町・倉敷を歩いた旅

倉敷を旅した日。
街並みの美しさに息をのみ、江戸時代に思いをはせました。
西洋美術を見てヨーロッパに思いを巡らせました。
今はそこで過ごしたかけがえのない時間を抱きしめます。

倉敷にはかつて行ったことがありました。
ところが家族3人で訪れた時に、初めてのように目が開かれました。

美観地区はこんなに奥が深かったっけ?
歩いても歩いても途切れることのない蔵の壁。
どこを切り取っても絵になる風景。

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桜にはまだ早かったけれど

桜にはまだ早かったけれど

「去年までやっていたんだ、ぎりぎり間に合わなかった」
閉店の張り紙に悔しそうにつぶやく。

京都にもこんなところがあったのかと驚く、学生街の小さな定食屋さん。
大学生活をこの界隈で過ごした彼が、観光ではない京都を案内してくれた。初めてなのに、妙になつかしく感じる。

出会ったのは去年。
仕事でトラブルに陥っていた私に、さりげなく手を差し伸べてくれた。
お礼にご飯をごちそうし、いつの間にか一緒に暮ら

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瀬戸内で心に生まれた真珠

瀬戸内で心に生まれた真珠

アートの懐に入りこめた、夏の一瞬だった。

雅はいつもキラキラ輝いていた。
国際的に活躍するクリエイターで、その実績には目を見張るものがあった。
その上、美人で気さくで気遣いのできる女性。

仲はよかったが、已己巳己とはいえない。二つ下だったが、あこがれていた。

彼女から誘われた瀬戸内トリエンナーレ。
いくつもの島で大規模に行われる3年に一度の現代美術展だ。心躍るものがあった。

現代美術が好き

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旅先で再び動き出す友との時間

旅先で再び動き出す友との時間

「贅沢な時間だね」
私たちは目を合わせて微笑み合った。

友との再会。

彼女とは独身時代に仕事で知り合い、器と骨董好きという共通の趣味で気が合い、連絡を取り合うようになった。
住む場所が九州と東京と離れながらも、一緒に国内や韓国を旅し、よく話し、笑いあった。

彼女も私も同じころに結婚、一年違いで子を授かった。
それからはお互い忙しくなり、報告し合うことはあってもなかなか会えなくなった。

それ

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