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小説大好き☘️毎週博物館か美術館に行く☘️コンサート・バレエも愛してる💖 美しいもの、楽しいもの、おもしろいもの、ドキドキするもの、もしよかったらご一緒に💖
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#note

稲妻ショックを受けたことありますか?

稲妻ショックを受けたことありますか?

昨夜、出先から帰ってきたら不穏なドロドロドロ・・・という音のあと、

ドガラガッシャ~~~ン!!大音響。直後に豪雨。

今日もカンカン照りのあと、夕方にドロンドロンゴワゴワゴワ・・・と雲のグチを聞いたかと思ったら、

グワッシャ~~~ンと雷が。

怖かった、です。

でも実は、小学生の時も中学の時も、稲光を見るのが好きでした。
闇にパッと輝く光。
雷雨でよくベランダから外をじ~~っと眺めていました

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なぜかヒーローより2番手が好き【企画 思い出のマンガのひとこと】

なぜかヒーローより2番手が好き【企画 思い出のマンガのひとこと】

私、昔から主人公やヒーローよりもその友人とか、ライバルの方が好きなことが多かったんです。
読んでいたマンガでもそうでした。
昔マンガの愛の言葉に胸キュンです。

王道マンガの第2の男古いマンガばかりなのをお許しください!
みんな知らないかもと悩みつつ、思い出のマンガの話です。

昔からヒーローよりも、2番手や主人公の友人やライバルが好きでした。

たとえば「ベルサイユのばら」(池田理代子)のオスカ

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noteからの紙吹雪とスペインで日本史を書くとは?

noteからの紙吹雪とスペインで日本史を書くとは?

まったく違うこと二つですみません。今回、第一部と第2部に分けますね。

第1部 note編集部からの紙吹雪こんな画像が届きました。

派手に紙吹雪が待っています。
紙吹雪は2度目です。一度目は「トマトで乗り切る、この灼熱地獄」で、去年の8月です。
その時は「なんか派手だけど、なんだろう?」という認識で😅スクショもしていません。注目記事に選ばれる価値もわかっていなかったころです。

今回いただいた

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本を好きな人の街・神保町は私の好きな街

本を好きな人の街・神保町は私の好きな街

本を愛する人の街。

まず世界一の古書街といわれる神保町。

靖国通りとすずらん通りの片側に本屋さんが並んでいる。
日の光は本の大敵。南向きだと本が焼けてしまうので、北向きにだけずらりと並んでいる。

覗きながら歩くだけで、楽しい。

老舗の書店。入口の上にあるステンドグラスが美しい。

ヘッダーにした洋書雑誌屋さん。ちょっと古いおしゃれな洋書もいっぱい。

迷宮に引き入れられそうな店や階段。タイ

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誰かを選んだら世の中が変わるのだろうか?

誰かを選んだら世の中が変わるのだろうか?

選ぶって勇気のいる行為だ。

夕飯の買い物で何を買うか、も。
どの本を読むか、も。

もっと大きな選択もたくさんある。

進路や、仕事。

中でも人を選ぶということ。
結婚、とか。

でも実はもっと身近で、しょっちゅう人を選ぶ行為がある。
それが選挙。

息子に初めての投票用紙が来た。7月4日の都議選だ。

18歳になったということ。
親子で実感する。

18歳の誕生日に「18歳になってかわったこ

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読まれなかった1冊の本の旅~大原美術館と原田マハ

読まれなかった1冊の本の旅~大原美術館と原田マハ

「うおお・・・」
圧倒されたように、息子は感嘆した。

大原美術館の威容を見たときだ。

倉敷の美観地区の中に、突如として現れるギリシャ建築の本館。

最後の家族旅行は去年のお正月。
行き先は広島と倉敷だった。

この旅の大きな目的のひとつは、大原美術館だ。
夫は大学で美学を専攻した美術オタク。
私も専門知識はないが、高校のころからちらほらと美術展を見ている。
小さいころから美術館につき合わせたせ

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入籍するって新しい家に住むことだったんだね

入籍するって新しい家に住むことだったんだね

結婚って何だろうねって話して。

入籍したのは4月です。
結婚パーティーをしたのは5月です。
19年たちました(半端ですね)。

夫は未入籍結婚を一度していました。

結婚するときに話しました。

どうして結婚するんだろう?

籍を入れるってどういうことだろう?

名前はどちらにしよう。

考えて、私が自分の名前を変えて、入籍したいといったのです。

両親は離婚している。
自分の姓に愛着はない。

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美術館をもっと身近に感じる~原田マハ

美術館をもっと身近に感じる~原田マハ

「やあ、また会いに来たよ」と初老の男性があいさつする。
少しくすんだ青い服を着た女性に。
女性の名はマダム・セザンヌ。

印象派の画家・セザンヌの妻の肖像画だ。

そんな美術館とのつきあい方がとても素敵で。

『デトロイト美術館の奇跡』美術館には一生足を踏み入れないだろう、自分には縁がない存在だ。
そんな風に思っていた労働者が、妻の誘いで美術館に行く。そして足蹴く通うようになる。ある小説の始まりだ

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孤独の中からぬくもりを~「ひと」という小説に泣く

孤独の中からぬくもりを~「ひと」という小説に泣く

「母が、亡くなったんです・・・」
絞り出すような声を聴いて、衝撃を受けた。
席を立って、彼女を抱きかかえるようにして廊下へ出た。

あおちゃん、と呼んでいたアルバイトさんは苦しい状況で働いていた。
お母さんは看護師だけど闘病中で、お父さんはケガをしてから働こうとせずにぶらぶらしている。
郷里には弟さんがいて、仕送りもしているという。

「周りのバイトさんを見て、どうして私だけこんなに大変なの・・・

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ちょっと不幸がちょうどいいといった詩人がいた

ちょっと不幸がちょうどいいといった詩人がいた

noteにはすてきな詩人がたくさんいる。
私はその言葉に切り取り方に、いつも息をのんでいる。

ああ、こう描くとこんなに短い言葉で世界が広がるのかって、いつも驚く。そして楽しむ。

でも違う感じの詩を読んでいた時があった。

友人に詩人がいた時。
もう何十年もあっていないのだけど、時折り思い出す。
一つ年上のその女性は、独特の空気感をまとっていた。

ショートカットで、ひょうひょうとしていて、から

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夢想と現実の合間にあるカフェの時間

夢想と現実の合間にあるカフェの時間

頭や胸がいっぱいになったとき、どうしても一休みしたくなります。
お願い、どこかで一息、つかせて・・・そんな気持ちになると、カフェを探します。

「ああ、外の景色が違って見える」と思った映画の帰り。
カフェでぼんやりとストーリーを反芻したくなります。
座って、カフェオレをオーダーして、ふっと自分のいる場所を確かめます。私はどこにいるんだろう・・・?

ここしばらくは、映画を見ていません。

最近、胸

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孤独であっても人のつながりをもう一度確かめる~本屋大賞2021

孤独であっても人のつながりをもう一度確かめる~本屋大賞2021

私は結婚が遅く、独身時代に何度も「結婚しないの?」「大丈夫?」といわれました。大丈夫って何が? 
真剣に心配されても返事のしようもなく、苦笑したり、ムッとしたりするだけでした。

それは気づかいではなく、おせっかいか、好奇心か、揶揄でした。
つまりは余計なお世話でした。

たまたまその後、私は結婚という形をとったけれど、そのまま独身の可能性も高かったのです。
私のすてきな友人たちに独身者は多く、私

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けるぼんさんの音楽イベントの時間は贅沢の極み

けるぼんさんの音楽イベントの時間は贅沢の極み

noteで素敵な音楽を紹介くださっているけるぼんさんは、毎月ZOOMでイベントを開いてくれています。

3月27日(土)のイベントに参加しました。

私が参加するのは2度目です。昨年12月以来ですね。

その時のことは、けるぼんさんのほかの記事の紹介とともに感想を書いています。

音楽療養士という仕事は日本ではまだ一般的ではありません。
こちらを読むとおわかりいただけると思います。(#1~4まであ

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うさぎ🐇いっぱいのうさぎ島に行ってみたい💗

うさぎ🐇いっぱいのうさぎ島に行ってみたい💗

かわいいうさぎさんがいっぱいいる島があります。
瀬戸内海に浮かぶ、広島県・大久野島です。

うさぎが900羽いる島「かわいい~!」と思わずさけんでしまいそうです。
あっちこっちにうさぎさん。
(写真は観光協会からお借りしました。抱っこしたりエサをあげたりは禁止です)

広島空港から車で45分、港から船で15分。

小学校で飼われていたうさぎ8羽を話したことから増えたらしいのですが・・・増え方がすご

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