「身近さ」が時代の鍵
YouTubeを筆頭に、TikTok、Live配信型メディアのなど、各種の動画メディアが身近なものとなった今、自分の表現や伝えたいメッセージを自由に出来るようになりましたね。
動画メディアは日本の人口の8割が利用しておりYouTubeのログイン利用者は6200万で日本の人口の半数を越えた。最近若者に人気のTikTokで約1000万弱で、年々動画メディアの利用者は増え続けている。
平成17年にYouTubeがリリースされたわけですが、当然、その前はテレビでしかなかった時代で、日本全体の75%の人がテレビを視聴していました。
その頃の視聴率と言えば50%いけば大人気番組で、今で言う「トップトレンド」で、社会現象を起こすほど話題になるような数字です。
75%というのはテレビが普及しはじめた時代の話しで、今ではテレビ60%を割るまで落ち込み、いわゆる「テレビ離れ」が現在進行形で進んでいる様相を呈している。
動画メディアサービスの発展とともに
テレビ視聴率は年々左肩下がりに。。
メディア視聴率や利用者は右肩上がりに。。
数字が示す通りに、時代は完全に動画メディアの時代に突入しているのだ。
ではなぜこのような時代になったのか?
単純に言えばメディアが予想以上に発達して時代とともに人が順応していった。ということもあるかも知れないのですが、それを決定づけたものは
「身近になった」ことだと思います。
それも、一個人の世界やプライベート空間でその「身近さ」は展開されています。
テレビの時代は家族で揃って一家団欒でリモコンを奪い合いながらテレビをみる。という温かな光景は合ったかもしれません(笑)
今はYouTubeを家族でみるという家庭はほとんどいないと思います(笑)家族でも一人一人が一台スマホを持っていて、動画メディアの閲覧は80%、そのうちスマホからの閲覧は90%ですから、同じ空間に人がいても、誰にも邪魔されずに、自分の好きなカテゴリーを、自分の好きな時間にみることができます。
この時代の良し悪しはあるのかもしれませんが、それはいつの時代にもあることなので、わたし個人としては「選択が自由にできる」いい時代だと思っております。
なぜこの時代がいいかというと身近になったものは「閲覧のみではない」からです。自分の主義主張や伝えたいこと、魅せたいものの「投稿/発信」 という事さえもが身近に自由に出来るようになったというこの点です。
これが意味することは
「選ばれし者が映像露出」する時代から、
「誰もが選んで映像露出」できる時代になったことを意味する。
ようするに、誰もが「有名」になるチャンスが広がった。ということだ。昨日まで無名だったはずの人間が急に次の日に有名になるという体験している人は沢山いると思います。
この先の時代「身近さ」「親近感」「普通さ」「人間らしさ」がもっともテーマになってくると思います。
この時代にあやかって私がこれからしたいことはあえて、紛れもなく普通なアマチュアシンガーさんや歌い手さんを音楽人を文字とメディアを使って紹介する、音楽の世界を作り上げていくこと。
これで、音楽活動はもっと身近に、自分の生き甲斐になってく。。。
詳しくは、また次号で語りたいと思います。
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