アメリカ当局者が中国による知的財産の窃盗阻止について各国に連携を呼び掛けた件
こんにちは、知財コーディネート広場です。
昨日のYahoo!ニュースでこのような記事が掲載されていました。
ざっくり言うと、中国の成長要因の1つに「知的財産の窃盗」つまりパクりがあり、同じことを繰り返させてはいけないと、アメリカ国務省の大使が指摘するとともに、各国に理解を求めたという内容になっています。
根拠はないけど、過去の動きからパクりは決して否定はできない
当然と言いますか、中国側はこのような主張を否定し続けているのですが、一方でこれまでの動きをみていると、決して鵜呑みにはできないなという気もします。
その代表例が、中国北京にある「石景山遊楽園」でしょう。
世界的に認知されているあの知的財産をパクったことで、世界中を違った意味で驚かせました。
これ以外にも、様々なアニメキャラクターをパクるなどし、あまりの恐れの知らなさに多くの人が驚きの色を隠せませんでした。
上海万博のPRソングもパクりだった
2010年上海万博のPR企画用に選定された「2010等你来」という曲。
ジャッキーチェンさんなどの有名人を起用するなど中国側はいたって本気だったのですが、実はこの歌、岡本真夜さんの「そのままの君でいて」をパクっていたことが明らかになりました。
世界中の人が見るであろう動画に、ここまで堂々とパクった歌を使うのですから驚きです。
ちなみにこれは氷山の一角。他にも数多くの歌がパクられているとのこと。
ここまでやっているのですから、アメリカ国務省の大使の指摘は決して間違ってはいないのではないかなと思います。
明日は我が身?大切な知財を守る動きをしましょう
例として挙げたのはあまりに極端なものですし、かなり前の出来事ではありますが、これまでここまで大胆に色々やってきた中国ですから、何があってもおかしくないかなと個人的には思ってしまいます。
特にインターネット(デジタル)がインフラとなった今、様々な方法で大切な知財が奪われてしまうかもしれません。
以下特許庁が運用している知財相談支援窓口など、様々な支援サイトもありますので、必要に応じてご活用いただければと思います。
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