[アニメ感想] 虚構推理:怪異の相談役。わりとねっちりと一つの事件に挑む
見た目が子供のような主人公 岩永 琴子は11歳のときに行方不明となり、その間に、怪異たちに「知恵の神」となってほしいと契約を交わし、神となる代償として彼女はあるものを失う。
そんな、妖怪たちの問題解決をして過ごしている日々の中で、彼女は、桜川 九郎という、一見普通に見えるけど、全く持ってそうではないと特異な体質を持った男性と出会いコンビとなる。
こうして、特殊な能力を持った二人が人ならざる者たちが巻き起こす様々な事件を解決していく。
…ネタバレをしないように説明するとこんな感じか…。
『虚構推理』は、小説が原作のアニメで、私は原作を読んでいないんだけど、だいぶ端折られてる感があった。
これは原作ファンは怒っているのではないなか…と勝手に想像。
初回の雰囲気からして、一話完結とかで主人公の二人組が次々と事件を解決していくタイプのシリーズかと思いきや、第三話目から一つの事件を追う形になり、それで我々はしばらくして、あ、『虚構推理』ってこの事件のことだったのか…と気が付く。
一話、二話は、この物語の設定を知らせるためのストーリーなわけだけど、それがわりと端折った感じで、急にメインの事件へと飛ぶので、おや?となる。
そして、この三話目から始まる物語が、内容的にどうしても語り中心になってしまうので、何話もかけてアニメ化するのはちょっとムズい題材だったんじゃないかな…と思ってしまった。
原作には短編集もあるようなので、そっちをテレビアニメシリーズにして、ひとつのエピソードが1~3話で完結とかでテンポよく様々な事件を解決していくような形がよかったんじゃないかな…とか上から素人目線の私は思うのであった。
第二期が予定されているようだけど、どうなるかな~。
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