Anker Soundcore Life P3 レビュー
耳に挿入するタイプのAnker製品としては、首掛け型のSoundcore Life NCの音質を私はたいへん好み、愛用しているが、敢えてこの耳栓型の商品も購入してみた。
まだ2日ほど、エージング用CDと激しい音楽で調教したに過ぎない段階だが、スマホアプリでファームウエアをアップデートし、デフォルトの設定のままでとりあえずレポートしよう。
充電は3時間で100%になる。
音質は、透明で伸びやか、ドンシャリとは程遠く、周波数特性的には非常に平坦な、わずかに両端が落ちるかまぼこ型という気がする。
一切刺激的な音は出さない。ジャンルを選ばないが、生々しさを求める人には少しだけ食い足りないかもしれない。生々しさを追求するならSoundcore Life NCの方が勝る。
使い込めば使い込むほど広帯域感は出ます。
BlueToothコーデック的にはSBCあるいはAAC止まりで、aptXですらない。理論上では音質的にもたいていのandroidよりiPhoneの方がまだしも有利ということになるが、両刀使いのわたしも、今のところ、聴いていてそんな気もしなくもない。
ノイズキャンセリングは、まだ電車の中では試していないが、私としてはこれくらいで十分に満足である。
ノイズキャンセリングをかけると、高域に若干アクセントがつく。その方が心地よいという人もあろうが、私としてはデフォルトの方が音にうるおいがあり、伸びやかだと思う。
いずれにしても、アナログ配線からは完全にフリーな音環境であり、耳に全く負担にならないことは長所である。
気軽に使いたいと思う。
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