見出し画像

外出したい子ども、外出させたくない親①

ありがとうございます。元中学校教師のちーたろう先生です。

私の記事では、子育てに奮闘するお母さんやお父さんに向けて、今日からすぐに使える教育法や、大人にも通じる学習方法などをお伝えしていきます。

今回は【外出したい子ども、外出させたくない親】というテーマでお話します。

GWも終わり、どことなく外出自粛の雰囲気も和らいできているように思えます。実際、緊急事態宣言も解除されそうでもありますし。

そこで心配なのは「子どもが出かけたがる」ということです。

長らく家の中で過ごしてストレスが溜まっている子どもは多いはず。出かけられるなら出かけたいのは当然のことでしょう。

ただ、親としては子どもに出かけてほしくないと思うこともあります。そうなると、親と子で意見がぶつかり、ケンカになるかもしれません。

子「ちょっとくらい出かけてもいいでしょ!!?」
親「まだ外出は自粛しなさい!!!」

こんなやりとりが容易に想像できます。こんなやり取りが続いてしまうと、家にいることがストレスになりかねません。

では、このような衝突を避けるたけには何をしたらいいのかを、数回の記事に分けて考えていきます。


【子どもを封じ込めるのはタブー】

まず大前提として、子どもの意見を全無視して、親の意見だけを通すようなことはやめましょう。

子どもの意見を聞かないということは、子どもからの信頼感をなくす行為だと思ってください。

子どもは自分の気持ちをわかってもらいたいんです。それなのに、いちばん近い存在の親が自分の思いをわかってくれなかったら傷つきますよね。

大切なのは傾聴することです。まずは、子どもの意見を聞いてあげましょう。

子どもの無謀な意見も聞いてください。
「そう、〜に行きたいのね」
「そうだよね、遊びたいよね」

と子どもの気持ちを受け止めること。そのあとに代替案を出すもいいし、場合によっては拒否してもいいです。

ただ『私はあなたの気持ちをわかってはいるのよ』というスタンスを取っておくことで、そのあと子どもに話が通りやすくなるということです。

自粛ストレスで親子ケンカが増えているのなら、まずは傾聴してみてくださいね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?