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スマホのルールは決めるべき

ありがとうございます。元中学校教師のちーたろう先生です。

私の記事では、子育てに奮闘するお母さんやお父さんに向けて、今日からすぐに使える教育法や、大人にも通じる学習方法などをお伝えしていきます。

今回は『スマホのルールは決めるべき』というテーマでお話します。

質問です。家庭でのスマホのルールはありますか?
ないという家庭は、すぐにでもルールを決めましょう。スマートフォンは便利なツールです。しかし、使い方を誤れば私たちの生活に支障が・・・。

これは子どもに限った話ではなく、大人も気を付けるべきことです。スマホの利用の仕方は、子どもも大人も下手ですからね。


スマホのルールを決めるべき理由①
【時間を浪費しないため】

ツイッターやインスタグラムなどのSNSは、頭のいい人たちが一生懸命に考え抜いて、人をSNSに依存させるようにできています。

こんな経験はありませんか?
●ツイッターでなんとなくトレンドのツイートを眺めている。
●YouTubeでおすすめをひたすらに連続再生している。

このように無目的にSNSを利用したらアウトだと思ってください。こうすると時間を浪費してしまうだけでなく「時間が足りない」という感覚に陥ります。よく「1日24時間じゃ足りない」という人がいますが、正確には「1日を20時間くらいにしている」と言ったほうがいいでしょう。

つまり、なんとなくスマホを使っていると、貴重な時間がどんどん減り無駄だからです。子どもは学習時間が減ります。大人は自己研鑽する時間を割けません。


スマホのルールを決めるべき理由②
【よい睡眠を得るため】

寝る前にスマートフォンを見てはいけない、と知っている方は多いはずです。スマホから出るブルーライトは脳を刺激します。今では暖色系の光に変えるナイトシフト機能もありますが、それでも寝る前はスマホの光を見ないようにしたほうがいいです。

しかし、寝る30分前からはスマートフォンを使わないようにしている、という方は少ないですよね。ベッドに入ってからSNSをチェックしていたら、それは大問題です。

そうすることで深い睡眠が得られず、翌日の脳のパフォーマンスは低下します。なんだかぼーっとしたり、集中できなかったりして、勉強や仕事の効率が悪くなります。


さて、スマホの使い方がよくないことはわかっていたかもしれません。それでも、なかなか普段の行動を変えるのは難しいものです。ここからは、具体的なアクションプランについて話していきます。


アクションプラン①
【スクリーンタイムを設定】

※私がiPhoneユーザーなのでiPhoneを前提に話をします。ご了承ください。

まず、スクリーンタイムを設定しましょう。そうすることで、アプリの使用時間を制限したり、家族でスクリーンタイムを共有したりすることができます

設定】→【スクリーンタイム】から【App使用時間の制限】という項目があるので、ここからよく使うアプリの使用時間を設定できます。親も子も、SNSやゲームの使用時間は設定しましょう。

さらに【デバイス間で共有】をオンにすることで、スクリーンタイムを共有することができます。ひとりでは守れなくても、家族みんなでやればがんばれるというものです。それに、親が率先的にがんばっている姿を見せれば、子どもは余計にがんばりたくなるんですよ。

もっと言うと子どものスマホには【スクリーンタイム・パスコードを使用】を設定しましょう。親がパスコードを設定することで、子どもは勝手にスクリーンタイムを変更できなくなります。


アクションプラン②
【スマホの置き場所を決める】

寝る前にスマホを所定の位置に置くようにしましょう。ベッドにスマホをもっていかないということです。もちろん、家族みんなです。

「いやいや、スマホでアラームつかってるんだよ」という人もいると思います。ただ正直に言います。それは甘えです。ベッドにスマホを持ち込んだらアウトなんです。誘惑に負けてスマホを使いますからね。

アラームは目覚まし時計を用意するのがいいです。個人的には『光目覚まし』がおすすめです。起床時間になると徐々に明るく光って起こしてくれます。

リビングにスマホの収容スタンドを用意しておき、寝る前はそのスタンドにスマホを戻すようにします。これを子どもだけにやらせると反発するに決まっているので、親もやりましょう。


まとめ

スマホのルールということで、具体的なアクションプランを2つお話しました。

●スクリーンタイムを設定する。
→アプリの使用時間を制限して、家族で共有しましょう。

●スマホの置き場所を決める。
→ベッドにスマホをもっていかないように、保管場所を決めましょう。

大切なポイントは、家族みんなで取り組むことです。冒頭で述べたとおり、大人だってスマホの使い方はよくありませんからね。むしろ、親が率先して取り組むことで、子どもによいロールモデルを示してください。

それでは、早速ルールを決めてみてくださいね!

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