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Don't touch! Hot!

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気軽に触るとヤケドする、裸の心たち。
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#うつ

ビーズクッションに沈みながらゆるゆると死んでいた日々のこと

朝、というかほとんど昼、だいたい10時くらいに目が覚める。我が家は賃貸の仮住まいで2LDKだ…

伊藤チタ
3年前
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壁から出てくる妖精に人生相談をしたら、うつが寛解した話 #呑みながら書きました

なんのこっちゃ、というタイトルだが、まじでこれはそのまんまなのである。わたしは約2年間、…

伊藤チタ
3年前
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「読解力のない人は地雷である」という教訓

読解力のない女の子に「申し訳ないんだけど、わたしはあなたの親友にはなれない」と言ったら、…

伊藤チタ
4年前
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癖毛が治ってブリーチをした話

今年の夏、原色のイエローのハイライトを入れた。Instagramでよく"ひまわりカラー"のハッシュ…

伊藤チタ
3年前
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"付き添い”の男性のアプローチは優しかった

大学3年生の秋、わたしは友人に連れられて街コンに参加した。念願の国立大学に編入し、学祭を…

伊藤チタ
3年前
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うわさ話に怯えていたこと、なにを赦すかはわたしが決める

恋人のいるひとと付き合っていたことがある。編入前、まだ関西の私大にいたときだ。わたしはそ…

伊藤チタ
4年前
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歌を歌うきらめく正しい女の子と、深夜に陰気な小説を書くわたし

高校の同級生に、歌を歌う女の子がいた。容姿もかわいらしい彼女はかわいらしい洋服をいつも身に纏い、聡明で、感受性が強くて、性的なものを嫌悪する、どこまでも正しい女の子だった。 2年生の合唱コンクールのとき、彼女がクラスの発表とは別に、ピアノを弾く子とユニットを組んで有志で出場したのを覚えている。なにを歌ったか、どんな歌声だったかとかは全然覚えていないけれど、客席から彼女を見ながら「あんなふうになれたらよかった」と静かに絶望したのは今でもはっきりと思い出せる。 そのころのわた

健康な精神を取り戻せたことについて

会社を退職してフリーランスになった直後、まだ保険証を受け取れておらず、暑くて外出が億劫だ…

伊藤チタ
4年前
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