見出し画像

5人の自分を知るヒント

昨日は、2023年3月3日、桃の節句 ひな祭り。

ひな祭り…と聞いて、女の子の健やかな成長のための行事…と思っていたのですが、

近年は、女の子、男の子、というより、個々の個性…という観点や、LGBTQなどのアイデンティティの観点もあり、今後、こういった行事はどうなっていくんだろう…となんとなく気になり、「ひな祭り」を検索してみました。

すると、ひな祭りが女の子に向けた行事になり始めたのは江戸時代あたりからで、その前は、女の子の行事というくくりはなかったという情報が出てきました。

ひな祭りは中国から伝わった行事のひとつで、邪気が入りやすいとされる季節の変わり目に
川で身を清める習慣が日本に伝わって、実際の身を清める代わりに紙などで作った身代わりの人形を川に流すことで邪気祓いをして身を清めていた…というルーツがあるそうです。

女の子、男の子、年齢なども関係なく、当初は、季節の変わり目の邪気払い…ということだったというのは、興味深いルーツでした。

今では、女の子、お雛様、桃の節句で、桃色の飾りつけ…などのイメージが定着していますが、

そういうイメージが好きなのは、必ずしも女の子だけじゃなく、男の子だっているはずです。

女の子らしさ、女性らしさ、女性性は誰の中にもあれば素敵なもの。男性性だってそう。

自分の知ってる自分らしさなんて、ほんの微々たる側面だけ。自分が「自分らしい」と許可を出している情報を認識しているだけ。

恐れずに自分を展開してひとつひとつ観察してみたら、

「自分らしい」と認めた自分の他にも、自分が認めたくない、人に見せたくない自分や、女性性のある自分、男性性のある自分、

そして、ここでご紹介してきたロボットさん、ゴリラさん、ミイラさん、トドさん、カメさんなども!

ぜーんぶ、1人の自分の中に含まれています^_^

そんなはずはない、興味ない…と、自分の多面性・多様性から遠ざかるほどに、心身に違和感が生じるから、体に力が入ったり、疲労感が出たり、呼吸が浅くなったりします。

へぇ…自分にもこんな多面性・多様性があったんだ…と、受容していくほどに、心身は柔らかく、温かく、深い呼吸がしやすくなります。

先月までの1年間で、その月ごとに意識したい緊張のパターンを配信してきました。

3月はこちら
↓↓↓

ちょうど1年前のこの記事に捕捉をするとすれば、

自分の中には「いろんな自分」が配合されてるけど、3月はゴリラさんの配合率が高めですよー!…ということ。

他のロボットさん、ミイラさん、トドさん、カメさんも、配合率は少な目かもしれませんが、自分の中で、相変わらず共生しています。

冒頭に触れたLGBTQのことや、それ以外でも、ダイバーシティ、多様性、共生社会…など、様々な個性を受け入れていくための言葉は出回っていますが、

それらは、個々の個性を知ろうとするためのちいさな1歩目でしかないわけで、

「あの人は○○な個性がある」
「自分は○○な個性がある」

…でとどまるのは、分かりやすい個性たったひとつがその人に貼り付いてしまい、窮屈な状態になりかねません。

「○○な個性もあるし、
他にもいろんな個性がある」

…という解釈で、自分のことも他者のことも自由でいさせてあげることがとっても大切だと思います。

言い換えるとしたら、自分にも、他者にも、「コレが個性です!」…という原材料シールは貼らない方が健康的というわけです。原材料も配合率も、日々変わるからです。

体のこと、心のこと、思考のこと、自分の中には、どんな個性があって、どんな時に、どんなふうにその配合率が変化するのかな?

そんなふうに「自分をもっと知りたい、理解したい、ちゃんと愛したい」…と感じた時に、立ち寄って、読んでいただけるようなページにしたい…と思い、

note3年目、タイトルを変更しました★

「5人の自分を知るヒント」 

今後は不定期配信になりますが、過去の記事も含め、ふとお立ち寄りいただいて、気になるタイトルの記事があれば、読んでいただけたら嬉しいです^_^

この記事が参加している募集

SDGsへの向き合い方

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?