読書会、始まりました

私が読書会に参加していると言ったところ(本当は参加していると言えないくらいの幽霊部員)、やりたくなったらしい友人と読書会をすることになりました。
ドウシテコウナッタ。
2人で読書会というのかわからないけど。

課題本こちらです。
FootBall PRINCIPLES - 躍動するチームは論理的に作られる - (SYNCHRONOUS BOOKS)

友人はサッカー戦略ゲームをやるくらいのサッカー好きですがプレイヤーとしてはやったことがなく、私はサッカーの知識が小学校編〜ユース編の「キャプテン翼」で止まっています。
当然ながらサッカー知識を得るためにこの本が選ばれたわけではありません。
友人が「この本はサッカーだけに留まらない、思想的な話として良い本だから読書会に良いと思う」という推薦により決まりました。

昨日は第一章の序盤を読んだのみです。
ポイントとしては2点。
(なお、本見ながらこのnoteを書いていないので言葉など間違いがあるかもしれません)

①中途半端<徹底<バリエーション
②プレー(現象)に対して評価しがちだが、プレーとは「サッカーの原則」があり「判断」もしくは「能力」によって表出している

①について、友人は「中途半端から始まっているが、中心となるのは徹底だ」と言いました。私がそれに対して、「手を広げた中途半端を絞って徹底する。しかし、徹底だけしてれば目的を達せないので、バリエーションが必要ということではないのか」と問います。すると、「本の内容としてはその読み方こそ間違っていない」と答えて曰く「しかし、もう一歩踏み込むと僕は徹底の前だけではなく、徹底とバリエーションの間にも中途半端があると思う。バリエーションになるためには一度中途半端になるだろう」と。なるほど、それは理解できます。そして、本に書いてあることではないが、読書会らしいという結論に落ち着きました。
せっかく読書会をするならば、本の内容を追うだけよりも+αを見ていこうというわけです。

そんなわけで、②です。
実はこれ二文をまとめたものです。
一文目が人は現象に対して反応する、という話。
二文目はプレー(現象)は「サッカーの原則」「判断」「能力」の3つの要素から表出する、という話。
私は後者を、友人は前者を、重要であると捉えました。
友人の理由は単純明快。一文目の方があらゆることにそのまま当てはまるから。より抽象化されているから、ということでしょう。
私はそれに対して、二文目もサッカー要素をなくせば十分抽象化できると言いました。現象は「原則」「判断」「能力」の3つの要素から表出する、というわけですね。私としては、一文目が暗に良くないこととして述べられているということはわかるわけです。でも、それを「重要な発見だ!」という前に思うのです。「それ知ったって、どうすりゃええねん」と。そこに二文目を示されると、なるほど、となります。3つの要素それぞれを分析する必要があるのだな、とわかります。その方がハラオチ度が高かったんですね。友人もサッカー要素だけでなく言っているならば理解できると落ち着きました。

昨日はここまでです。
なお、都合よく記憶を改竄してお届けしている可能性が多分にあります。
友人が読んだときに「いや、そんな都合のいい話じゃねぇよ」ってなるかもしれませんが知りません、と明記しておきます。頭の整理のために続けていきたいからです。正誤を気にすると私は書けんのです。

そんなわけでこれからも突発的に読書会感想があるかもしれませんが、よろしくお願いします。

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