エプロンは色あざやかに
私のエプロン姿を見た友人に「エプロンとかするんだね」と驚かれました。
しないの? 驚いて聞くと、
「しなーい」みんな揃って言いました。
「お料理教室行く時くらいでしょう 」
「もう長い間仕舞い込んだまんまだよ 」
「持ってないかも」
えーー、そうなの?
だって、飛びまくって 撥ねまくって 汚れまくるよ。
「そういうもんだと思ってる」
「汚れてもいい服で料理する」
「洗えばいいし、気にしない」
なんて気持ちのいい男前な女子たち!
ひゅっと新鮮な風が吹く
「お母さんがいつも着けてたんじゃない?」と乱さず冷静に分析する友。
あぁ、たしかに。
私の両親はうちで商売をしていたので、ふたりとも朝から晩までエプロン姿でした。
みんなは実際にはあまり母にエプロンというイメージはないのだそうな。
なるほど〜 と ほんのり納得。
そういう小さな習慣も受け継いでいるのね。
こんなささやかな発見が愛おしいこの頃。
頭の中にピコンッ とかわいい音を立てて、ちっちゃな花が咲いたような。
友よ、ありがとう。
父はまさにこんな前掛けをいつもしていました。
さすがに私はこれは着けてないんだけど、、日本酒を買った時のおまけだったっけ?
(日本酒好きです。 富久長、おいしいです)
“お母さん” “家事” “キッチン”といえば 勝手にエプロン!と思ってたけど、現実にはそうでもないよ と聞いて面白いなぁ と思いました。
もっといろんなこういう小さな話をいろんな人としたいなぁ。
一見どうでもいいような、どっちだっていいような話。最近あまりしてないなぁ。
全身の力がしゅるる〜と抜けたとき、ピコンッと愛おしい発見ができるものかもしれません。
これからも大好きよ、
日々の格闘のあらゆる抵抗から私を守ってくれるエプロン。
してるとなんとなく落ち着くし、
しないと落ち着かないし、
習慣ってそういうものですよね。
私は、洋服に鮮やかな色物や柄物が選べなくて、どうしてもベーシックでシンプルなものばかりになってしまいます。憧れてはいるのだけれど…なかなか冒険できずにいます。
でも、きれいな色や柄も好きだから、雑貨やインテリアで取り入れて楽しみます。
エプロンもまた然り。
むしろ洋服では着ないような色や柄を。
エプロンがかわいいと ちょこっとテンション上がります。
サムネイルの写真はmarimekko〈マリメッコ〉の代名詞のようになっているUnikko〈ウニッコ〉というラインの花柄。
ウニッコとはフィンランド語でケシの花を指すそうです。
marimekko〈マリメッコ〉は北欧フィンランドのアパレルメーカー
創業70周年のアニバーサリーイヤーだそうです。
鮮やかな色使いと大胆なテキスタイルデザインがとっても魅力的です。
日本人のデザイナーさんも活躍されていることを以前訪れた marimekko展 で知りました。
服、鞄からインテリアや日用雑貨なども豊富に展開してしていて、日本でも大人気ですね。
ポップな色柄が豊富なので、エプロンはここで探すことが多いです。
夏への衣替えの時期になると、なぜかエプロンを新調したくなります。
そろそろそんな頃ですね。
母の日です。
今日も母は、きっと朝からエプロン姿なのだと思います。
なかなか会いに行けないけれどいつも想ってます
私も元気印のエプロンしめて頑張ります!
どうぞよい一日を、よい一週間を^^
#19. 『 母の日 』
⭐︎ 母は花、花は母なり スズランの咲いて知らせる五月、母の日
⭐︎ドレスよりエプロン姿がらしいよと君の好物ならぶ食卓
ー ちる ー
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