見出し画像

後半は講演会です 探鳥会レポート<K山編>3/4話 2024年9月

 先日、ニコ支部O分会の探鳥会に参加してきました。
 場所はK山です。

 この日は後半が講演会でした。

 講演のみ参加の人がすでに着席していてほぼ満席でした。
 園子さんが声をかけてくれたので、同じテーブルに座りました。

 同じテーブルに入会したばかりの女性も腰掛けていました。

 その人にスマホで撮影した動画を見せられて、なんという鳥か聞かれたのですが、私にはさっぱり分かりませんでした。

 動画が暗かったのと、真下から撮影していて鳥の特徴が見えなかったのと、鳴き声が小さすぎて聞き取れなかったのと。

 今日の講師はK自然観察の森の施設長さんです。

 序盤はマイクがなくてほとんど聞き取れませんでした。
 マイクが出てきたときはホッとしましたねぇ。

 K自然観察の森は平成元年にオープンしたそうです。
 初めは施設の紹介をしているようでした。

 マイクが出てきたとき、先生はアブラムシの話をしていました。

 「野菜に付くから害虫と呼ばれます」
 「アブラムシは付く植物が決まっています」
 「アブラムシはそのうち羽が生えてきます。まだまだ分からないことがたくさんあります」

 「ヘビについて、正しい理解をしてもらって、ヘビと仲良くなろうというのをやっています」
 「ヘビで毒があるのは2種類、ヤマカガシとマムシくらい」
 「ヘビは数が減ってしまっている」

 「シカがみんな食べちゃうので下草がなくなった」
 「杉の下は下草が一本もない」
 「下草がないので、イネ科を食べていた・・・鳥だったらベニマシコが見られなくなりました」
 「木の実は木の上になるからいいけど、草が無くなることによって、草を食べる虫もそう、見られなくなりました」

 「一時的に柵を作るしかない」
 「水に入って食べてしまうので、水草の一種が絶滅してしまった」

 「センター前にフンがいっぱい落ちていた」
 「カメラを見てみたらシカがパクパク食べていた」

 「シカが増えた後、マダニが増えた」

 「学校見学で来ると、虫が嫌いな子が来てしまう」
 「触れない子もいる」
 「母親の影響が大きい、汚いからさわらない、怖いからさわらない」
 「初めから刷り込まれてしまう」
 「お母さんが虫を好きだと、子どもも虫が好きになる」

 「コロナ禍の時、野外に来る人が多かった」
 「トレイルランニングで、行って帰ってくる」
 「観察の時のマナーは“走らない”“邪魔をしない”というのがある」

 「写真でルリビタキを撮りに来る人が多い」
 「サンコウチョウが営巣するの、執念で見つけますね」

 「前にアカショウビンが来たときはすごかった、朝3:00から」
 「繁殖期は入れないように規制をかけます」
 「オオムラサキの時も規制をかけました」

 「K自然観察の森にいるのはヘイケボタルです」
 「7月中旬くらいからなので、観察会をやりやすい」
 「派手ではないけど数が多いからおもしろい」
 「見たことがない人はぜひ見に来て下さい」

 こんな感じで、施設を紹介する話だったのですが、身近な場所だったので面白く聞きました。

施設の近くで見た
タマゴタケ

4につづく。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?