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8月の読書・ゼロ秒思考!

癒しを求めて読んだ本、未来を求めて読んだ本、先月も6冊でした。心に残っているのは『魂の退社』(耳読です!)と『ゼロ秒思考』。毎日A4に自分の想いを書いて実践してますが、10枚はキツイっす。


2021年8月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1447ページ
ナイス数:67ナイス



■ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング


あまりにもシンプルなのでびっくり。でも、これを継続できる人が一流なんだ。何事も継続できるか、なんだ。本書を読んで、中田のyou tube大学見て、笑って、メモ書いてみた。気持ちが爆上がりした。マッキンマッキンゼーしてきたぞ!
読了日:08月29日 著者:赤羽 雄二


■2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ


もう古い人間なんだろうな、私は。ここに描かれた世界で生きていきたいとは思えない。教育の未来を見たくて読んだが、一人ひとりの学習者に最適化する、という程度の情報くらいしかなく少しがっかり。学校制度の未来を予測できる内容ではなかった。宇宙開発、バーチャル世界、興味ない。意識や体験もクラウドで共有するのは面白そうだが、敢えてやりたくない。この地球の自然の中で、風を感じて季節の移り変わりを味わったり、気心の知れた人と笑い合えればいい。それ以上の喜びはない。もう未来から脱落します。本書はコロナ禍前の本。
読了日:08月18日 著者:ピーター・ディアマンディス,スティーブン・コトラー


■自由学園の「お食後」: 98年を超えて生徒たちが受け継ぐ伝統のお菓子


どれも素朴で美味しそうなお菓子。ぶどうゼリーはぶどうジュースから手作りだなんて!自由学園で教育を受ければ、生活者として地に足のついた生き方でできそうだ。
読了日:08月08日 著者:JIYU5074LABO.


■生活合理化と家庭の近代: 全国友の会による「カイゼン」と『婦人之友』


自由学園朝日館を訪れ、その素晴らしさに圧倒されてから、羽仁もと子や婦人の友社に興味を持った。婦人の友は政治とは距離を置き、家庭を良くすることが社会を良くするという思想で知識層の妻たちに大きな影響を与えた。大雑把な性格の私にはできないが、その思想は魅力的。女性の組織はすごい力を持っている、と改めて感じた。自由学園のカリキュラムを次は知りたい。
読了日:08月07日 著者:小関 孝子


■世界を歩く、手工芸の旅


伝統的な手仕事の良さは日本では柳宗悦らにより民藝として発見され、今も価値あるものとして位置付けられているが、ここに挙げられた手仕事は日本の女性たちの審美眼と行動力や包容力によって息を吹き返していくのかもしれない。本当に価値のあるお仕事だし、私も手にしたいものがたくさんあった。こういう仕事を応援していきたい。それにしても人間という生き物はとてつもなく面倒なことを美しさのためにしてしまうんだなあ。
読了日:08月06日 著者:


■魂の退社


会社員が中堅になると会社から選別されていくあたりの分析に共感した。昨日まで部下として指導していた人がある時期から上司になっても淡々と耐えていかねばならない。自分がどう評価されているのかはっきりわからない恐怖を私も感じてきた。女で年増になると本当に男性たちから受けが悪く、いい仕事は任せてもらえない。53歳の自分が感じているところだ。日本という国は会社と持ちつ持たれつ、という指摘も鋭い。失業保険は起業者は貰えないし。しかし仕事はやめられないのも同じだ。仕事は誰かに喜んでもらってなんぼ。私も常にそれが生き甲斐!
読了日:08月04日 著者:稲垣 えみ子



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