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シャウエンは本当に青かった(2024年8月、モロッコ②)

2日目

 前の日は到着したのが夜だったため、暗くて街の様子が分かりませんでした。朝、部屋の窓から外を見て感激。そこには、朝焼けの中に広がるシャウエンの街がありました。

部屋の窓枠がおしゃれです。

 朝食は、パンがメイン。色々な種類のパンがありました。サラダもありましたが、生野菜でお腹を壊したという話を聞いていたので、旅行中は食べないようにしました。

「ハルシャ」というパンだそうです。コーンブレッドのようにザクザクした食感です。素朴な味わい。

 朝食後、8時半に集合。歩いてシャウエンの街をまわります。
 朝のシャウエンは私たち以外には観光客がおらず、のんびりとした雰囲気でした。意外と涼しくて、さわやかです。
 高台まで上って街を一望した後、迷路のような街中を散策しました。どこもかしこも絵になる風景です。初日の最初の観光スポットにもかかわらず、200枚くらい写真を撮ってしまいました。

生搾りオレンジジュースの店。青い壁にオレンジ色が映えます。
どこまで行っても、青の世界。
細々としたお土産が並べられています。
モロッコは猫天国でしたが、犬も結構うろうろしていました。みんなおとなしかったです。
カラフルなディスプレイのお土産屋さん。左下のコースターを買いました。

 シャウエンでお昼を食べた後は、バスに乗って次の街フェズに向かいました。この日は4時間の移動でしたが、バスの車内がめちゃくちゃ暑かったです。冷房はついているのですが、外が暑過ぎるため、なかなか車内が冷えないそうです。出来るだけ冷やすために、日が当たる側のカーテンは全締めでした。外は、40℃越えでした。

昼食に出た豆のスープとパン。優しい味。
ケバブ。量が多かったけど美味しかったです。

 フェズには17時ごろ到着。この日は、オプション料金を払ってリヤドという所に泊まりました。リヤドというのは、アラビア語で「庭」や「邸宅」の意味だそうで、古くなった邸宅を改装して利用している宿泊施設です。

 今回泊まったのは、「パレ・オメヤド・スイーツ&スパ」というリヤドです。部屋の内装が可愛くて、リアルアラビアンナイトでした。部屋が2つにバスルームも2つありました。いつかまた行って、次は連泊したいと思うくらい気に入りました。

ベッドルームです。窓の外に中庭があって、20時過ぎくらいまで生演奏が聴こえていました。
リビングルームです。ウェルカムクッキーが置かれていました。
夕食は、中庭で食べました。食事が始まると同時に、生演奏が始まりました。
ハリラスープとシュバキア(真ん中)とデーツ。シュバキアはモロッコ版かりんとうという感じで、ものすごく甘かったです。デーツは大きいプルーンみたいで、ほの甘くて美味しかった。
オリーブとピクルスレモンの鶏のタジン。レモン風味でさっぱりしていました。
ミルクとローストアーモンドのパスティラ。揚げたクレープの間にカスタードクリームをはさんで重ねたようなデザートです。甘過ぎず、パリパリしていてとても美味しかった!日本で売ったら人気が出そうです。

 夕食後、部屋のジャグジーで疲れを癒して翌日に備えました。3日目は、午前中はフェズの街の観光、その後、いよいよアトラス山脈を越えて砂漠の街、エルフードに向かいます。

フェズの王宮。中には入れませんが、正門を見るだけでもモザイクの美しさが楽しめました。

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