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リンチ症候群と言われた後は

リンチ症候群の確定診断がされた後は

必要なこととして大腸がんの早期発見を目的とした定期的かつ生涯にわたる内視鏡サーベイランス(病変がないかどうかの検査をすること)は必要とされる。

開始年齢は20~25歳から推奨される報告が多いとのこと(遺伝性大腸癌ガイドライン参照)

表としてよく見る
大腸は20歳~25歳 検査間隔:1年から2年

子宮内膜、卵巣は30歳~35歳 半年から1年

胃 30歳~ 1年~2年

胆道・膵臓 30歳~ 1年~2年

尿路 30歳~ 1年~2年

それぞれの部位を定期的に見たほうがいいとされる報告がある。

一方で、下部消化管内視鏡による検査間隔が1年から3年までの検査間隔で比較したところ、大腸癌の発生率やその病期に有意差がなかったとする報告もあるという。

侵襲的検査であることから検査を避けたくなる心理、休みがとりづらく検査へ行きにくいこと等

いろいろ事情があることも早期発見が難しい要因となってくる。

収入を下げてもそれが自由な働き方につながりやすいものになるかは疑問だが

病気への理解、向き合い方、生活において何を優先するか

もう1度考え直し、すぐ実行にうつすことができる環境作りが大切になってくるのは言うまでもない。

私自身もリンチ症候群と診断された妻を支える方法を模索している。


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