がんにおける遺伝学的変化2　遺伝子増幅

遺伝子増幅とは　ゲノムの一部のコピーが何個も追加されてしまう現象

ゲノムとは　DNAという長いヒモ状の化学物質に含まれる生物の全遺伝情報

ゲノムとは、遺伝子と染色体（chromosome）から合成された言葉で、DNAのすべて遺伝情報のこと

ゲノムとは　gene(遺伝子)と集合をあらわす-omeを組み合わせた言葉で生物のもつ遺伝子（遺伝情報）の全体をさす

ゲノムとは　生物体を構成する細胞に含まれる染色体の一組、その中のDNAに含まれる遺伝情報の全体

さて、遺伝子増幅の例としてMYCNがん原遺伝子の増幅について。

MYCNは進行した神経芽腫（小児の脳腫瘍における予後予測因子）の４０％で200倍以上に増幅されている。→積極的な治療をしなければ3年生存率は30％

初期段階の神経芽腫ではMYCNの増幅がみられるのは4%のみで3年生存率も９０％以上。

遺伝子の増幅が臨床的な予後を規定する因子となることもある。

遺伝子とは、ヒトゲノムのところどころに存在するもの。

ヒトの健康や疾患の基盤となる生物学的性質の機能的単位。また2タイプあり、たんぱく質をコードするもの。RNAが最終的に作られるもの。

遺伝子はゲノム上に存在するある長さを持った配列のこと。

遺伝子は、１つのたんぱく質の設計図となる遺伝情報

遺伝子は人間の体をつくる設計図に相当するもの

遺伝子とは　遺伝情報の1つの単位

遺伝子とは　DNAの機能単位を意味する

遺伝子とはDNAのうち、細胞の種類に応じて機能する特定のタンパクの設計情報が記録された領域

遺伝子とは主に蛋白質をつくるDNA領域を意味する