必死で逃げるボーイズ
陽射しが眩しい午後の賑やかな街
ハンチング帽に日よけのサングラスをかけたおじいさんが割と早いスピードで前のめりでウォーキングしていた。
その前には下校中の小学校低学年の男の子二人が歩いている。
男の子達は早足で近づいて来るおじいさんを二度見しながら慌てて逃げてゆく。
それを早足ウォーキングで追いかけるおじいさん。(ただ歩いてるだけ)
ただのウォーキングが小学生には迫り来る怪しい人物に見えたのだろうか。
警戒するのは大事だけど、ちょっとおかしな光景だった。
ふと昔のちびまる子ちゃんの漫画の中で似たシーンがあったのを思いだした。
確か当時のまるちゃんの自宅周辺には不審者が出没する噂があり、まるちゃん達は日々脅えながら登下校していた。
ある暗い夕方にまるちゃんが一人で帰宅していたら、後ろから
《おい!待てよ!おいっ!》
と男性に声をかけられる。
パニックになったまるちゃんは後ろを振り向きもせず、一目散に逃げる。
しかしそれは何と父ヒロシだった。
というオチ。アニメで流れる緊迫感あるBGMを口ずさんでしまった。
パニックで逃げるまるちゃんと追いかける父ヒロシの画が当時笑えた。
(画像引用 粗くてすいません)
今の時代、確かに怖いよね。
警戒して当然だけど、おじいさんは??だっただろうな。無表情だったけど。
危機管理は大事だよね。