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防災の日なので都道府県別の防災サイトを調べて地図化した

 今回は、9月1日が防災の日ということで、各都道府県の防災サイトについて調べてみました。このページの情報は、あくまでも各都道府県の防災サイトを全体的に見るためのものです。

 災害時に防災情報が必要な場合は「住んでいる都道府県名」+「防災」で検索したり、気象庁の防災情報ページ等を参照してください。


◆今回の地図作成の方法

 今回は、Web検索で「都道府県名」+「防災」で検索して、各都道府県の防災情報サイト(防災ポータルなど)の名称とURLをエクセルに取得し、それをCSVファイルにしました。さらに、地理院地図で都道府県名の情報で地図化し(都道府県名のみの列があるCSVを取り込むと、都道府県庁の所在地にポイントが生成されるようです)、KMLファイルで書きだして、それをGoogleマップのマイマップで表示しました。

※赤いポイントをクリックすると、各都道府県の防災サイトのURLが表示されます。 

各都道府県について調べてみると、現在注意すべき情報や避難所の情報などが一目でわかる「ポータルサイト」として整備している都道府県がたくさんありました。都道府県によっては、そうしたポータルサイトを紹介するページが他の情報を含む場合もあったので、今回のURLのリンクは私が個別に判断したものです。

 今回の地図でもしうまく情報が見つからない場合は、個別の都道府県について調べてみていただければありがたいです。はじめに書いた通り、災害時や緊急時はこの地図を参照するのではなく、Web検索で住んでいる地域の防災情報を検索した方が確実ですので、この地図は参考情報として活用してください。

 スマートフォン用のサイトや、独自のアプリを作成しているところもあり、各都道府県で工夫がなされていることが分かりました。防災に関する情報が住民に幅広く伝わる必要性から考えると、サイト名を「ポータル」という表現より「ホームページ」としたり「防災情報」とする方が分かりやすい場合もあるかもしれません。情報をどのように公開すべきかを考えさせてくれる作業となりました。

 皆さんもぜひ、ご自身が住んでいる地域の防災情報を調べてみてください。また、自分の家の近くの避難所の情報なども日頃から調べて把握しておくことが大切ですね。災害は起こらないのが一番ですが、備えあれば憂いなしですし、実際に災害に見舞われたときに日頃の情報収集や備え(防災グッズの準備など)が皆さんの安全を守ります。余裕があれば、ご実家や気にかけている方の住む地域についても情報を集めて、伝えてあげるのもよいですね。

 地理院地図では「標高・土地の凹凸」で「色別標高図」という表示にすると、地形の起伏や高いところ・低いところが見やすく表示されます。また、「災害伝承・避難場所」のところで「指定緊急避難場所」を表示すると、地理院地図上で避難所の位置を確認できます(最新の情報は別途市町村等に確認するよう注意書きが出ます)。

 地形や地域的特徴に関心を持つことは、地図を眺めて楽しむためだけでなく、災害のときに身を守るためにも大切です。皆さんも身近な地域を調べる作業に取り組んでみてください。

 

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