見出し画像

大学生とオンラインで出会う今日この頃です~若い人たちに来てほしいなら若い人たちが生き生きできる環境をつくることから始めよう その2~


私は、大学生が真剣に何かに取り組むことに、とても可能性を感じています。


先日、宮崎大学の学生とのオンライン会議がありました。

私はこの1年半、都農町地域おこし協力隊として都農町で活動しているのですが、そこで行っているプロジェクトの一部が、学生がゼミで考えたこととリンクするのではないかということで、先生から連絡があり、都農町役場の担当職員とともにオンライン会議に参加することになりました。

ひと通り私たちの活動をお話ししたあと、学生たちが考えたプロジェクトについて説明を受けました。問題意識とそれに対する解決策を自分たちなりに考えて、上手に資料にまとめていました。もちろん実現するためにはいくつかクリアすべき課題も残されているが、総じて素晴らしかったと思います。もう少し本人たちにざっくばらんに話を聞きたかったのですが、オンラインだったこともあり、こちらもそこまで促せなかったのが残念ではありました。


また別の日、今度は立命館大学のまちづくりゼミのZOOM研修旅行がありました。
ツノスポーツコミッションの地域おこし協力隊にこのゼミ出身のメンバーがいて、その縁で都農町のまちづくりについて、研修旅行に来ることになっていたのですが、新型コロナウイルスの影響で断念。しかし、せっかくの機会なので実際に来ることはできなくても、それに代わる形で都農のまちづくりについて知ってもらおうと、ゼミの先生と打ち合わせを重ね、ZOOMで都農の名所を中継したり、まちづくりに関する話を聞いたりしようということになったそうで、都農町役場や地元の農家さん、道の駅つの、都農ワイナリー、他の協力隊のメンバーの協力を得て実現しました。
ありがたいことに、町長自ら都農町のまちづくり政策について講話をされたのですが、学生たちからは鋭い質問が多く聞かれ、それに対して町長も丁寧に説明していました。その熱心さには町長も関心していた様子で、終わってから本気で一緒にまちづくりに関わってほしい、とおっしゃっていました。
そのあとに私もツノスポーツコミッションの活動、主に「つの職育プロジェクト」の概要について紹介したあと、それに携わる地域おこし協力隊のメンバーが町内各所から中継をつないで具体的な活動報告と合わせてワイナリーや道の駅などを紹介しました。ここでもやはり学生たちは積極的に質問し、終わってみれば、予定より1時間ほどオーバーしていました。


冒頭でも書いたように、私は、大学生が真剣に何かに取り組むことに、とても可能性を感じています。
これは私がまだ地元岐阜で働いていた時の経験によるところが大きいと思います。

(つづく)


【私の無料マガジンはこちらからご覧ください】


自分の真意を相手にベラベラと伝えるだけが友情の行為ではないということさ。それがわたしの提唱する真・友情パワーだ…(キン肉アタル)