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コミュニケーションが苦手な人によるコミュニケーションに関する一考察 ~コミュニケーションに悩む若者へ送るエール~
「額面通りに受け取る」という慣用句があります。説明するまでもありませんが、「言葉の意味をそのまま受け取る」という意味です。「真に受ける」「鵜呑みにする」と言い換えることもできますが、それらと同様、真に受けてはいけないとき、言葉の裏を読み取らないといけないようなときに使われます。しかし、それの言葉を投げかけていいのは、「額面通り」に言葉の意味を理解できる相手だった場合だけです。そもそも言葉の意味が通
もっとみる若いうちだからこそやっておいた方がいいと思うことはありますか?と聞かれたら。~ 内向型に悩む若者へ送るエール~
先日、えびの市でJ.FC MIYAZAKIの監督・選手・スタッフによる職業講話とサッカー教室が行われました。地元企業の方から、スポンサードではない形で地域とクラブのためになるような支援をしたい、という申し出をいただいたことがきっかけで、2月頃から相談していたのですが、新型コロナウイルスの影響もありなかなか実現まで時間がかかってしまい、ようやく10月の終わりに開催までこぎつけました。準備期間が長くな
もっとみる内向的で悩んでいる人は「内向型人間のすごい力 静かな人が世界を変える」で価値観を変えませんか。
スーザン・ケインさんの書いた「内向型人間のすごい力 静かな人が世界を変える」を読んだのは、ちょうど去年の今頃だったでしょうか。
この本をお薦めしたいのはこんな人たちです。
①自分が内向型であることに苦しんでいるあるいは否定的になっている内向型人間
②内向型の子どもを持ち、子育てに悩んでいる親(あるいはそういう生徒を持つ先生や指導者、上司など)
③周りの人たちにも外向型であることを求めがちになって
①慎重さ ②内省 ③個別化 ④調和性 ⑤収集心
クリフトンストレングス・テスト(以前はストレングスファインダーと呼ばれていました)では、177の質問に答えると上位5つの資質についての解説が書かれたレポートが届きます。私の資質の上位5つは、①慎重さ ②内省 ③個別化 ④調和性 ⑤収集心 でした。
資質の説明の部分をレポートから一部引用しますと、
「慎重さ」の資質が高い人は、決定や選択を行うときに細心の注意を払います。あらゆる道のりには、危険や
ストレングスファインダーあらためクリフトンストレングスとはどんなものか。
はじめてエニアグラムを試してから10年近く経ったころ、エニアグラム以外でも面白そうなのがあれば、と思い、いろいろ調べていた中で面白そうだったのがストレングスファインダーです。米国にあるギャラップ社が開発した自己分析ツールで、エニアグラムのような似た性質を持つグループに振り分ける「類型論」とは違い、持っている特性の組み合わせによって表現する「特性論」に分類されます。
ストレングスファインダーは、そ
自己分析なんて、自分に合うものだけ見てればいいんです。
世の学生たちは就活シーズンになると、こぞって自己分析を始めます。自己分析ツールを売りたい自己分析市場の思惑に乗せられているかのように、右を見ても自己分析、左を見ても自己分析。もう嫌になるくらい自己分析を押し付けてきます。
私はまともな就職活動を経験していないので、世間で言われるような自己分析をしてきませんでした。
ですが、本来、自己分析はとても好きです。
自己分析というより、自己理解といった方が
チェックするのは得意ですか?
最近、いろんなチェックばかりしています。そういう役回りをすることが多いのですが、ここのところ特に多くなっています。
文書のチェック、デザインのチェック、仕組みのチェック。確認しては、気になることを投げ返し、また確認しては投げ返す、この繰り返しです。キリがないように見えることもありますが、何とか形になれば表に出たり、内部で使用したりすることになります。
このチェックという作業、もしかしたら向き不向
青木真兵・青木海青子著「彼岸の図書館――ぼくたちの「移住」のかたち」と6回目の引っ越しではじめて「移住者」になった私①
著者の青木夫妻は「逃げ延びた」と表現されていますが、田舎暮らしを求めて都会から移住したわけではないとのこと。本書の中で書かれている「移住というより引っ越しです」という言葉は、そのニュアンスが一致しているかはわからないけれど、腑に落ちる度合いが非常に高いものでした。
私は高校を卒業してから、生まれ育った岐阜県岐阜市を離れ、大学に通うために埼玉県所沢市に引っ越しました。大学院にも進学してしまったので