気持ちは軽やかに、情熱は熱く強く

パンデミックによる制限や規制、我慢の生活が約2年間続き、私を含め、人々の思いが、<できない>を前提、<無理>を前提に考え、<期待しない>ようになったな、と思います。自分が<期待>をして、期待を裏切られる結果になったら、やはりがっかりする気持ちは大きいですから。自分がガッカリしないように、感情を持たないようになってきているのだと思います。

ロックダウンになり我慢し、ロックダウンが解除され自由を取り戻して喜んだかと思ったら、また外出自粛規制。これを数回重ねるうちに、最初は<今度こそ・・・>と<期待>していたことも、人間の思考は<また、どうせ・・・>と慣れていきます。ほーらね、やっぱりと。

すると、これがパターン化して自分の思考にインストールされてしまい、どうせ<期待>しても結局自分がガッカリすることになるのなら、最初から<期待>しない。という思考が作られてくるのだと思います。そして、無干渉、無関心になり、どうでもいいやと自暴自棄になり、次第に、感情を持つこと、感じることを放棄するようになる。

これは、目標や夢を持っているのに、うまくいかない時のパターンと似ていると思うのです。やっても上手くいかない、という<失敗体験>を数回繰り返すうちに、<また、どうせ・・・>と思うようになり、今度は、自分の潜在意識が<ほーらね、やっぱりできなかったでしょ?>と、自分の思いを証明するために<出来ない方向>に自分を誘導し始める。そして、自分に<期待>しなくなる。

感じなくなることや、感情を持つことを放棄するのと、気持ちを軽やかにすることとは違うと、私は思います。そして、<自分の感情>を大切にしたいな、と思います。自分自身に向けた<情熱>は熱く強く持ち続け、ロボットのように生きるのではなく、人間らしく自分の人生を満喫したいなと、改めて思います。どなたかの参考になれば、幸いです。


#千夏NLP
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