時代の流れに合わせて、ビジネスの方向転換
これは、千夏の年間グループメンタリング・プログラムの中でも、よく言っていることです。今日で、DWDのDay-4が終わりましたが、DWDに追加されたコンテンツを見ても、トニーのセミナーでの話の持って行き方や、インターベンション、言葉遣いなどを見ていると、やはりそうだよね・・・と思います。年齢を重ねたせいもあるとは思いますが、以前と比べて、かなーり優しく話しているトニーの様子をみると、色々と思うところがあります。
私が初めてトニーのセミナーに参加したのは、約8年前。8年も前ですから、トニーも若くて、今よりも厳しかったというか、怖かったというのは、当然のことかもしれません。私も同じように言われます。古い生徒さんが今の私をみると、あまーい!それでOKにしちゃうのですか?と、いじられたりします。でもそれは、私だけではない、というのがトニーのセミナーに久しぶりに出ても思います。
時代の変化もあると思うし、時代の変化による顧客層の変化、オンライン化による顧客の受講姿勢などなど。考えられることは、いくらでも出てきます。こうせざるを得ないのだろうな、という気持ちは良くわかります。トニーの有名な言葉で、完璧を求めるほど馬鹿げたことはない、というものがありますね。でも、トニーは世界の超一流ですから、トニーこそ完璧を常に求め、体現している人です。
そして、裏方のクルー達も、同じです。たった一人が、かける音楽を間違えたり、タイミングがずれたりしたら、セミナーの演出も意図も全て狂ってしまい、トニーのステージが台無しになってしまうわけですから。その意図やタイミングが狂うということは、セミナー受講生にも効果が出にくくなることと同じです。私はかつて、バックステージのトニーを見たことがあります。だからこそ、トニーがどれだけ厳しく、完璧なステージにこだわっていたか?も垣間見ることができました。本当に、講義準備は念入りに、完璧を目指しているのです。
それは、トニーの大型セミナーでは、頻繁に開始時刻が30分以上遅れる、ということが、よく物語っていると思います。私のNLPの大師匠達も同じでした。少しでも何か不確実なことがあると、開始時間や休憩時間を多少ずらしてでも、きちんと解決してからスタートさせていました。講義全てに意図があるから。使う音楽、テキスト、照明、タイミング、講義構成など、全てに意図があるから。時間ピッタリにすることが完璧なのではなく、時間を遅らせてでも完璧に準備ができていなければ、セミナーの効果が台無しになるからです。そうはいっても、時代が変わってきました。そして、それに伴い、いろいろなものも変わってきている・・・ということも事実。時代の変化に合わせて、いろいろなことを調整していかないと、ビジネスを続けていくことは難しいのだと思います。どなたかの参考になれば、幸いです。
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