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EC・SNS

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ECやSNSなど、中国プラットフォームの紹介
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#ビジネス

なぜ中国ECはゲームを用意する?消費者が熱中するセールイベントの秘策

こんにちは、ビントウ(@bing_tou)です。中国のECサイトでは618や独身の日(W11)などの大型セールイベントが毎年開催されますが、実はこのセールイベント期間には、イベントに連動した大掛かりなゲームが登場します。このゲームは消費者の買い物行動に大きな影響を与えているんです。 今回はこれらのセールイベント時のゲームの特徴と、実際にプレイして感じたセールイベントでの購入を後押しする仕掛けをご紹介いたします。

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値下げだけじゃない!中国のライブコマースの消費者を熱狂させる仕掛け

こんにちはビントウ(@bing_tou)です。ライブコマース大国である中国では、その市場規模が昨年4,338億元(約6.5兆円)に達し、2020年は1兆500億元(22.5兆円)、2021年には2兆元(30兆円)規模に拡大すると予測されています。(KPMG x AliResearchライブコマースレポート) 今回は中国のライブコマースで行われている消費者を熱狂させる「仕掛け」についてご紹介いたします。 「チラ見せ」の事前告知で視聴者の温度感を高める 配信中一覧 出典:タ

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中国のマーケティングは「种草4.0時代」へ!SNSで商品をどう広める?

こんにちは、うすい(@19930210_)です。皆さん「种草(Zhǒng cǎo)」という言葉は知っていますか?意味は「草を植える」なのですが、中国では商品を認知させ、興味・関心を持たせることを意味し、化粧品のマーケティングでも頻出用語なんです。そんな种草は現在、どのように行われているのでしょう。多くのSNSの使い分けや、成功事例を紹介していきます! そもそも「草を植える」って何? 李佳琦(Austin)の小紅書から 冒頭で紹介したように「草を植える」=商品を認知させ、

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【2020】中国の「売れ筋」解説・スキンケア編!価格帯から人気の機能まで

こんにちは、臼井(@19930210_)です。アイメディアリサーチ(iiMedia Research)によると中国の化粧品市場規模は昨年、4256億元(約6兆3840億円)に達しました。またそのうちの53.5%をスキンケア製品が占めています。 そんな巨大市場ですが、今はどのようなものが、なぜ売れているのでしょうか?業界のデータプラットフォーム美業顔究院(beautydata.ai)が6月に発表した「2020年オンライン美容TOP100爆品・人気成分リスト」から解説します。

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知っておくべき中国話題のセール「スーパーブランドデー」その人気の秘訣とは?

皆さんこんにちは!Summer(@SUM_CN)です〜。皆さんは中国ECのセールイベントをどれくらい知っていますか?日本で広く知られている「W11(独身の日)」?それともミドルシーズンの一番大きなセール「618」? このようなセールイベントはプラットフォームが主催し、一度に多くのブランドが参加するのですが、今回紹介する「天猫超級品牌日(Tmallスーパーブランドデー)」はTmall(天猫)が1度に一つのブランドのために行うスペシャルセールイベントなんです。 Tmallがブ

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【決算書で読み解く】 中国の代表的フェイスマスク「御泥坊」

こんにちは、ビントウ(@bing_tou)です。この「決算書で読み解く」シリーズでは企業から発表される決算書を元に、注目の中国コスメ企業をご紹介したいと思います。 今回取り上げる企業は、中国を代表するフェイスマスクブランドである「御泥坊(UNIFON)」を有する御家汇です。「御泥坊」は2015〜18年の4年連続でTmall(天猫)の「年間マスク大賞」を受賞したブランドで、Perfect Diary(完美日記)の創業者兼CEOであるDavid Huangがかつて最高執行責任者

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「贈り物」で経済を回す!化粧品が売れまくる中国の恋人イベントとは?

こんにちは、臼井(@19930210_)です。中国にはカップル向けイベントが数多くあるのをご存知ですか?日本でもクリスマスに恋人同士がプレゼントを贈り合うのは定番ですが、中国ではそういった日が年中あるんです!そんなイベントに必須の「贈り物」である化粧品は、どのように売れるのでしょうか? どんだけ贈るの? 中国のカップルイベント年間スケジュール 「グッチ(GUCCI)」のWeiboから 先日8月25日は“中国版バレンタインデー”と呼ばれる七夕で、この日に向けて多くのECモ

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「下沉市場」で美容消費が急増!なぜ今3・4線都市なのか

こんにちは、臼井(@19930210_)です。アメリカに次ぎ世界2位まで成長した中国の化粧品市場ですが、その中で存在感を強めているのが3線以下の都市、いわゆる内陸部・農村部の消費者です。なぜ今、地方が盛り上がっているのでしょうか?注目すべき新興市場を紹介します。 アリババも注目の「下沉市場」 所得増で消費加速そもそも聞き慣れない3線、4線という都市の区分。どの都市がそこに当たるのでしょうか?この区分は主に第一財経が発表する都市ランキングに準じて考えられることが多く、北京、上

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