ことばでつまずく子どもたち
発達障害(自閉症スペクトラム)と診断された子どもを育てている母のつれづれ日記です。
今日は本のご紹介です。
「ことばでつまずく子どもたち 話す・読む・書くの脳科学 (竹下研三 著)」
この本は、コミュニケーションの自立に向けて、「ことばの発達」のメカニズムと「支援のポイント」を解説してくれます。
ことばは声のコピーからはじまり、その後母子で交わすことばとして喃語があり、そしてことばがスタートします。
五感からの豊富な刺激が同時に入力され、正しい反応が返り、それが往復されていくことによってことばが豊かになる、と著者はいいます。
その後、絵本や歌、遊びを通してコミュニケーションが育ちます。
そして左右の脳を分けて使い、役割発達が行われ、ことばの理解が音声から意味へ、意味から概念へと進んでいきます。
さらに成長していき、文字を読むメカニズム、字を書くメカニズム、文章を書くために必要な作業記憶と実行機能…と話が進みます。
メカニズムを知ることで、ユウにできないことの原因や、どう関わることでユウにわかる方法を掴むことができるか、など、参考になりました。
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