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【1104回】転職回数が多いことに対するボクの考え。 - Madoka Sawa https://voicy.jp/channel/632/140516#Voicy 転職の回数の意味とは

【1104回】転職回数が多いことに対するボクの考え。 - Madoka Sawa
https://voicy.jp/channel/632/140516
#Voicy
転職の回数の意味とは
いかがお過ごしでしょうか?
澤でございます。
今日はですね、オンラインサロンのメンバーからいただいたお題でちょっと話をしようと思うんですけれども、その方はですね。
キャリアアップも含めて転職をかなりの回数なさっていると。
そして、最近も転職したばっかりなんだけれども、ちょっとアンマッチしたかなということでまた転職しようかなと思っていらっしゃるそうなんですね。
ですので、その転職の回数が多いということに対して、僕はどういう考えを持っているのかというですね。
そんなリクエストをいただきました。
ちなみに僕は転職は1回だけして、そして、日本企業からマイクロソフトに転職をして、そこで23年、約23年間勤めてた会社を退職をして、今は1人で会社やってます。
ですので、転職回数ってのは1回だけなんですけれども、
社内にいても、本当に転職してるのと同じぐらいに仕事がコロコロ変わりましたので、これはもう組織の改変だったりとか、あるいは会社のミッションというのは、大きく変わってやることが大きく変わったりとか、そんな感じですね。
社内に居ながらにして、全然、こう仕事が飽きないというか、ダラダラと仲違いするような働き方をしないで済んだので、僕は転職をしなかったんですね。
ですんで、転職活動というのは特にせずにずっと過ごすことが出来たわけなんですけれども、じゃあ、転職をしなかったから、よかったかとかですね。
あるいは、転職の回数が多いのはよくないことなのかとか、そういう観点でお話をすると、あまり関係ないというのが、僕の考え方になります。
もう転職の回数というのは、そんなに関係ないかなと僕は思います。
ただ、それはですね、回数が多いからといっていうのを何を基準に多い少ないと判断するんだっていうのありますよね。
そして僕の場合であれば、会社としてはずっと同じ会社に所属してるんですけれども、扱っている商材とか、やってる内容っていうのは結構変わってたんですよね。
ってなると、それって転職してんのと同じなんじゃないのという見え方もしますし、あるいはですね、同じスキルで所属企業は変わるんだけれども、やってることは全く変わらず一貫しているっていう人もいますよね。
ですので、これは個人レベルで全然、その働くという内容が変わってきますので、転職回数が多いか少ないかとかっていうのは、まぁ正直本当に一面にしか捉えていないので、あまり関係ないかなという気がしてます。
それよりはどちらかというと理由だったりとか、あるいは、マーケットの中で自分がどういう位置にいるのかとか、そっちの方が問題かなと思うんですよね。
例えば気に食わないことがあったので、すぐ辞めますというタイプの人というのは、正直、組織に入れるということそのものがリスクになる可能性があるわけですよね。
嫌な気分でずっと仕事をしている状態というのは、会社に対する貢献もそんな高くならない可能性がありますよね。
もちろんこれは環境の問題もあるかもしれないんで、一概に転職する人が悪いというわけではないんですけれども、ただ、そういうアンマッチというのをすぐ他責にしてしまうようなタイプの人っていうのは、これはいつまで経っても落ち着かないでしょうし、キャリアアップには繋がらないでしょうし、そして、転職回数を重ねていくうちに、場合によってはですね。
リファレンスチェックっていうので、引っかける可能性があるんですね。
これっ、リファレンスチェックて何かっていうと、転職した後で、元々勤めているところに問い合わせが入って、あの人、どんな人でしたみたいなことを聞き出すってやつですね。
場合によっては、採用の前にそれをちゃんとチェックしてる会社もありますね。
これすごく効果的なので、僕はどの会社もやった方がいいんじゃないかなと思うんですけれども、組織に対して、ハレーションを起こしてしまうような、要するに不協和音を起こしてしまうような人材っていうのは、このリファレンスチェックの段階で、すごく不利になるのは間違いないですよね。
ですので、転職の回数の多さ少なさではなくて、あくまでもその人がどれぐらい組織に貢献しようとしたのか、あるいは企業カルチャーというものに対して、自分の方を寄せていこうとしたのか、あたりが結構、重要になってくるのかなと。
もちろんこれは滅私の気持ちですね。
自分を滅ぼすぐらいの気持ちで取り組みましょうということではなくて、もちろんこれは、できれば入社する前に何度も自分に問いかけるというのが、すごく大事だと思うんですよね。
そして、自分に対して、すごくこれ明らかに嘘ついてるなと思って、転職をすると結局行った先で、ものすごい苦労する可能性があるわけですよね。
特に有名企業に転職をするぞっていうときにですね。
その名前の方に惹かれ過ぎてしまって、これ会社的に自分合わないかもしれないな、なんていうふうに思ったとき、
これはですね、本当に自分とちゃんと対話をした方がいいでしょうね。
名前は魅力だけれども、明らかに面接をしたあの人と一緒に仕事をするのは、自分としては、ちょっと合わないかもしれないなって思ったらですね。
そっちの方が僕は大事なんじゃないかと思います。
会社の名前っていうのはですね、働いてる最中にそんなに意識することないんじゃないかと思うんですよね。
むしろ強烈に意識するのは、誰と一緒に時間を過ごすのかだったりとか、あるいは誰に評価をされるのかっていう方が、遥かにこう自分事になるんじゃないかと思うんですね。
ですので、そこをまずは見極めるのが、すごく重要かなというふうに思います。
そして、回数を気にするかどうかっていうのは、もう自分がいくら考えたところで、相手が判断することなんで、もうこれは心配しても仕方がないですからね。
多い少ないはとりあえず置いといて、自分がいかにその会社なり組織に貢献できるかということを、まず自分の中で言語化をして、定義をきちんと固めた上で、それを実際の転職の採用面談があるでしょうから、その時にアピールができるかどうか、ここにかかってくるかなと思います。
繰り返しになりますけれども、回数だけを気にするっていうのはあまりにも一面的な考え方に過ぎないので、トータルで考えるということですね。
どれぐらい、その企業に対して、組織かもしれないですけど、法人いろんな形があると思うんですけれども、そういったところに貢献できるかどうか、自分の持ってるスキルとか経験とか、あるいは自分を成長させて貢献度もアップするというそのパッションとか、そこら辺が言語化できてる方がすごく大事かなと思います。
そしてこれ、僕が採用する側でも、やっぱそこを見極めるんですよね。
転職回数が多いか少ないかというのは、そんなに気にしないです。
そんなに気にしないけれども、ただ、投げ出すタイプかどうかというのは、結構観ますね。
要するに責任をちゃんと果たすつもりがあるかどうか、そして採用するってのは、それなりにコストのかかる行為でもあるので、そのコストに見合うだけの働きをするかどうかこんな生々しい表現をすれば元が取れるかどうかということですね。
元の取れないうちに辞められてしまったりとか、あるいはですね、いられると迷惑な人っていうのを採用しないようにするっていうのは、これめっちゃ大事だと思うんですよね。
ですんで、そうならないようにするためには、目の前にいるその人が自分と一緒に長く時間を過ごしてお互いにストレスにならないかどうかというのを、一番僕は重視しますね。
転職の回数がすごく多いという意味で言うと、例えば僕の敬愛するですね。
尾原和啓さんという方がいらっしゃるんですけれども、ITビジネスの原理とかですね、モチベーション革命なんかを書かれた方ですけれども、転職回数がすごく多いんですよね。
これは会社に所属するというよりも、会社での仕事、その自分が入った会社でやる仕事っていうのをプロジェクトのように捉えていて、そのプロジェクトというのをやり遂げたら、次の会社に移るっていうそういう考え方をするようなタイプだったみたいなんですね。
ですので、そういう人たちっていうのは、もう何て言うんでしょうね、期間限定でいてくれさえすればいいというタイプの人材ってことになるかなと。
だけど、その一定期間いることによって、すごく大きな効果というのを組織に与えてくれる存在ということになってくるのかなと思います。
もちろんこういう人、レアだとは思うんですけどね。
そういう人たちは、もう転職回数なんかで計られることは決してないということが言えるんじゃないかと思います。結局はこういう感じなのかもしれないですね。
いずれにせよ、日本ってのは人材の流動性がものすごく低い国で、あとですね、転職をすると、なんとなく裏切りましたねっていうような目で見ちゃう人っていうのは一定数いるんですよね。
日本企業で終身雇用のマインドセットを持っている人っていうのは、特にそういう傾向があるかなと思うんですけれども。
仕事を選ぶというのは本当に自由ですからね。
どれ選んだって構わないわけですよね。
ですんで、まず人の目を気にするよりも、自分の人生をどう生きたいなっていうところを、もうトッププライオリティにおいてですね。
そしてその上で、他人とうまくやっていくためにはどうすればいいかっていうのを考えるのが、これが転職のときにも必要な考え方なのかなと思います。

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